CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話” (韓国語版) 



両顎手術の副作用

(顔面輪郭手術後の再手術)

チェ·ボンギュン(CBK)発表

SCI論文シリーズ4



最近になって

「チェ·ボンギュンの顔の骨の話」

のブログで

私が発表した論文を基に

シリーズ化して

両顎手術あるいは

顔面輪郭手術などの

顔骨関連の副作用

あるいはその他の方法について

 説明しています。 


 私が論文、それもSCI級の

 国際学術誌を根拠に

お話する理由は

客観的に検証された方法や

 実際の副作用の程度について

正確にお話したいからです。


巷では間違った情報も多く

虚偽広告も多く

一般患者の方たちだけでなく

医者さえも

間違ったことを言って

恐れを与える方々も

いらっしゃいます。

 それで、最近シリーズで

私が発表した論文をもとに

まとめています。

 私のブログには患者だけでなく

医師の方々も

たくさん見てくださっています。


今回のシリーズは患者の皆様にも

役に立ちますが

医師の皆様にとって

より役立つものと思われます。


 私がいつも強調する原則!! 

検証された方法!!

副作用の実際!! 

今回の論文シリーズを通して

確認してください。 


 今日は論文シリーズ第4弾です。

 下顎角骨切り術を受けた後

両顎手術を受ける時の

神経損傷の頻度に関する論文です。

 下顎角骨切り後に

なぜ両顎手術をまた

するのでしょうか? 

その理由の中で一番大きな理由は

間違った診断です。

 私がいつも申し上げています。

 癌手術だけでなく

美容手術も診断が正確で

なければなりません。

 診断を誤って

間違った整形を受けると

当然満足できずにまた受けて…。 

三回目のエラ削り手術を

受けた患者の話を

お聞かせしたことがあります。

 完全に住所の番地を

間違ってしまった結果でした。

 詳細は下記のリンクを

直接クリックすると

ご覧になれます。

 



こうして輪郭手術を受けた後

両顎手術をする場合

問題はないのでしょうか?

 下唇、下顎の感覚を支配する

下歯槽神経の損傷確率が

大きくなります。 

ですから、これについての論文をPlastic and Reconstructive Surgery[PRS]という

アメリカ整形外科医師会が

発行する雑誌に発表し

この内容を今日、詳しく

お知らせいたします。 


今日の内容は私が発表した論文 

The Influence of Reduction Mandibuloplasty History on the Incidence of Inferior Alveolar Nerve Injury duri ng Sagittal Split Osteotomy Plastic and Reconstructive Surgery 131(2): 231,2013 

から抜粋しました。


abstract です。

上記のabstractを見ると

顔面輪郭の手術の一つである

下顎角骨切り術を

したことのある患者群と

そうでない患者群のうち

両顎手術の中の下顎手術である

BSSOあるいはSSROを

行う場合に

最も多く、患者が恐れている

副作用である感覚低下の原因である

下歯槽神経損傷の頻度において

差があるかを調べる研究でした。 


168人を対象にしましたが

過去に下顎角骨切り術を受けた

患者群では神経損傷の確率が11.5%

過去に下顎角骨切り術を

受けていない患者群では

神経損傷の確率が1.6%でした。 

つまり、下顎角骨切り術を受けた

患者群において

神経損傷の頻度が

高いことがわかりました。 

この確率は今はほとんど

0%に近いです。

 神経の損傷を減らすための

BSSOあるいはSSROの方法であるManual Twist Technique

という方法を開発して

国際学術誌に発表しました。

その他の技術の発達で

最近4-5年間は

神経損傷はありませんでした。


 もちろん、過去に

下顎角骨切りを受けた場合

BSSOもしくはSSROをする際に

神経損傷しない方法も

この論文では提示しました。



では、詳しく

一つ一つ説明したいと思います。 


まず、研究方法です。 


スタディデザインはA Single Surgeon(B.K.C.)となっていて

Bong Kyoon Choi

(チェ·ボンギュン)の略です。 

つまり、2009年から2010年まで

上顎Le Fortiosteotomyと共に

下顎にBSSOまたはSSRO

(Bilateral Sagittal Split Osteotomy)

手術を受けた患者168人を対象に

後向的にチャートレビュー

(手術後のレビュー)を通じて

研究を進めていきました。


患者群はつのグループに分けて

比較を行いました。 

最初のグループAは

過去歴上

下顎角骨切り術を受けずに

下顎手術を初めて受ける患者

そしてグループBは過去歴上

下顎角骨切り術を受けた患者に

分けられました。 

下顎角骨切り術は 

それぞれ異なる理由により

他の病院で受けられており

患者のチャートレビューおよび

手術前後のCephalometry比較を

行いました。 

そして神経損傷があった場合の

神経損傷の程度と

神経接合の詳しい記録を

レビューしました。 



結果です。


延べ168名の患者を

対象にしました。

 142人の女性と26人の男性で

構成されており

平均年齢25.3歳でした。 

グループAには155名で

両顎手術を行ったので

合計310件のBSSOを研究対象とし

下歯槽神経損傷は

310件中5件でした。 

すなわち、1.6%という

神経損傷の頻度が

示されていました。 

5件中1件はSunderland type IVで

残り4件は

Sunderland type Vでした。

 神経損傷5件全てにおいて

即座に神経接合が行われました。 


グループBは13名で

両顎の手術を行いましたので

合計で26件のBSSOを研究対象とし

下歯槽神経損傷は

26件中3件でした。

 すなわち、11.5%に

神経損傷の頻度が示されました。

 3件ともsunderland type VIで

2件はすぐに神経接合が

行われました。 

1件は神経末端が損傷がひどくて

アライメント(調整)を成すのに

満足をしなければ

ならなかったです。 


神経損傷の頻度は

統計学的に有意に

グループBにおいて

グループAより高く

観察されました。 

つまり

下顎角骨切り術を受けた

患者群において

BSSO時に下歯槽神経損傷の頻度が

統計学的に有意に高いことが

示されました。 


結果を表に示すと

次のようになります。


下顎角切除術を受けた後

SSRO時に神経損傷を受けた

3件のデータを表に示しました。


 上の表を見ると

両顎手術

(Le Fort Osteotomy + BSSO)だけを

受けたケースが2ケース

そして1ケースは

顎先整形を同時に受けた

ケースでした。

 一人は下顎突出

もう一人は顔面非対称

そしてもう一人は上下顎突出症で

手術を受けています。

 神経損傷の程度はすべて

sunderland type VIでした。


 繰り返しになりますが

ここ4、5年前からは

私の場合は神経損傷はありません。 GoogleやNAVERで

Manual Twist Techniqueを

検索すると

神経損傷を予防する手術法が

詳しく出ています。

 ただし、今日この論文を

載せる理由は

美容とはいえ正確な診断が行われ

顔面輪郭を受けてから

両顎手術を再び受けることが

あってはならず

またやむを得ない事情により

両顎手術を再び

受けることがあっても

今日上げる内容をよく熟知し

危険性を熟知して

注意をして神経損傷を

起こさないでほしい

という気持ちで書いています。


 神経損傷が高い理由を知り

対策を立てるための基本となる

下顎角骨切り術後の

解剖学的特徴を記述しています。



基本的な解剖学的な特徴は

1.下顎角骨切り術後

下顎角から神経までの距離の変化

2.下顎骨の表面つまり

皮質から神経までの距離の変化


の2つが最も大きな特徴であり

SSRO時に神経損傷の頻度を

高める解剖学的な根幹となります。

 下顎角を骨切りするので

下顎角から神経までの距離は

当然短くなります。 

そして下顎角の

皮質から神経までの距離

つまり皮質の厚さの方が

問題が大きくなります。

 特に、下顎角骨切り術を行って

正面効果を高めるために

皮質骨骨切り術をする

傾向がありますが

このように皮質骨を切除すると

皮質はほとんど残っておらず

甚だしくは神経が

露出する場合もあります。

 皮質を厚く切ろうとして

神経まで切ってしまうことも

ありました。

 私のブログにも

書いたことがあります。 

だから、できるだけ

皮質骨切り術は

皮質だけを切らければならず

ドラマチックな変化のために

皮質骨切り術をしながら

欲を出してはいけません。


 最近当院の場合

皮質だけを切開する

特殊器具を使っておりますので

もう皮質骨切り時の

神経損傷の危険性は

一切ないと考えていただいて

結構です。 


このような2つの

解剖学的な状況をもとに

いくつかの神経損傷の原因を

探ります。


上でお話した

解剖学的な特徴を基に

下顎角骨切り術後に

SSROを受けると

神経損傷が増加する理由を

分析しました。 

その最初の理由は

神経と血管が通る、いわゆるNeurovas cular bundleが通る

神経管の舌の方への移動です。

 神経管自体が自ら動いて

移動することはありません。

 ただ、皮質骨切り術などで

外側の皮質が減り

神経管の外側の骨のボリュームが

減ることで

相対的に神経管が

移動したように見えるのです。

 ところがSSRO時に

電動ノコギリを利用して

水平骨切り

(いわゆる骨切りというよりも

皮質骨切りです)

の時にノコギリ刃が

神経管を通っていく可能性が

高くなります。

 このような理由から

下顎角切除術を受けた

過去歴のある患者の

SSROは必ず注意深く

極力薄く

最大限外側の皮質側につけて

ノコギリの歯を

入れなければなりません。



神経損傷の可能性が大きくなる

2つ目の理由は

分離する前に釘という

器具を用いたり

Dautreyという

尖った釘を利用して

骨と骨の間を広げますが

この時神経管が

下顎角の縁に位置することで

この釘によって

損傷を受ける可能性が

高くなります。



3つ目の原因は

私が開発して発表した

manual twist techniqueと

関連した内容です。 

私がmanual twist techniqueを

発表する前に

この論文を発表したのですが

これがどういう意味なのか

なぜこのようにするのかと

気になって

お問い合わせくださった方たちが

いらっしゃいました。

 Manual Twist Techniqueの

最も主要な特徴は

釘やハンマーを用いずに

手でねじって下顎を外すことです。 

このように従来の方法と全く違って

ハンマーや釘を使わず

手のねじる力だけで

分離するためには

必ず備えなければならない

先制条件があるのですが

後方を除くすべての骨の皮質を

骨切りしておくのです。 

したがって、下顎角の下面も

burrという器具を利用して

骨を削らなければなりませんが

縁に神経管があり

このようなburringの途中で

神経管が損傷を受ける

可能性があるという内容です。

 それでもburringよりは

細心の骨切り法を用いた方が

いいです。



下顎角骨切り術を受けた後

両顎手術中でSSROを受けると

神経損傷の確率が高い理由の

最後は

神経管が下顎角の端にあるため

SSROの最後の段階である

スプーリングをする時

つまり分離の際に

神経線が巻き込まれ

損傷する可能性が高いです。 

手術過程や

解剖学的な情報が少ないので

おそらく、その内容が

理解できないでしょう。 

医者の皆様は何の話かわかるので

頷いてくださることでしょう。 


このように、神経損傷という

致命的な副作用が

よく起こるのですが

その主な理由は

下顎角を切り取って

皮質を削ることで生じる

神経管の移動です。 

絶対的な実際の移動ではなく

相対的な移動だと言いました。

 このような移動に対して

レントゲン、CTを通じて

確実に位置を知り

各手術のあらゆる段階を計画し

備えることで

神経損傷という副作用を

予防できるはずです。



今日は最近になって

"チェボンギュンの顔の骨の話"

から

シリーズに載せている

SCI論文シリーズ第4弾......

顔面輪郭手術後に両顎手術

というお話ですが

下歯槽神経の損傷の確率が

高くなるという内容の論文で

Plastic and Reconstructive Surgy[PRS]に

私が手術したケースを基に

発表した論文を中心に

説明しました。 

もちろん

この論文のデータは私が

Manual Twist techniqueを

開発する前ですから

神経損傷の本数が少しあります。 

(もちろん、この数も

他の手術者に比べると

非常に小さい数です)

しかし

Manual Twist technique以降は

神経損傷はほとんどありません。

 ここ4、5 年間に

神経損傷の例はありませんでした。 

ですから、これからは

神経損傷の副作用に対して

心配しないで

以前、顔面輪郭手術を

受けていたとしても

受けていなかったとしても

安心して両顎手術を

受けてください。




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