CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

顔面輪郭手術・両顎手術

死亡事故?

 

 

 

 

韓国の警察のマークです。

 

ニュースを見た方はご存知かと思いますが

事故があったようです。

 

 

 

昨日病院での仕事を終えて

親しい友人のお父さんが亡くなられ

地方の方にお通夜に行ってきて

今日の朝には

昨日手術を受けられて

入院された患者さん達の治療をし

退院の案内をして

午後には子供たちと遊ぶのに

休日丸一日忙しく過ごし

夕方家でインターネットニュースを見ていたところ

美容外科死亡事故がありました。

 

 

数日前にも整形手術、

顔面輪郭や両顎死亡事故があるたびに

死亡にまで至る原因になる事項について

お話をしていました。

 

 

今日もいくつかニュースを見てみると

手術中に血圧が急に落ちたとのことですが

その原因を探してみると2つほどではないかと思います。

 

 

 

1つ目として推測できる死亡事故の原因は

過多出血です。

 

過多出血による

低血圧性ショックが原因になります。

 

顔面輪郭や両顎手術時に過多出血になる原因については

私のブログで既にお話をしました。

 

こちらご覧になられてください。

 

 

上のブログを見ていただくと

顔面輪郭や両顎手術時

死亡事故を引き起こす程度に

過多出血を引き起こす血管が羅列されていて

ただ簡単に出血を止めることができるかのように

記述されています。

 

ですが実際はとても難しいです。

 

とても詳しく知っていて、

経験が多くなくてはなりません。

 

なぜならすべての術技が口腔、

つまり口という狭小な空間から

全てが行われるためです。

 

 

また絵のように

1つ1つ離れて位置しているわけではなく

様々な骨の組織、軟部組織により隠れているため

止めることはともかく露出をさせることも難しいです。

 

 

つまり経験がない場合

出血の原因を止めることができず、

むしろ周辺の組織をより損傷させて

出血がより酷くなり、

腫れが酷くなり処置がより困難になる状況が発生します。

 

 

 

私が以前

ヘモクリップという血管を止める器具を

でたらめに使用された患者さんのレントゲンを

お見せしたこともありました。

 

こちらのブログをご覧になられてください。

https://ameblo.jp/cbkps/entry-12615349337.html

 

上のケースのように

1度で確実に血管を止めることができず

13回もヘモクリップを使う程に周辺組織に傷をつけると

腫れがかなり大きくなるだけでなく

より出血が酷くなります。

 

その分難しいというお話です。

 

 

もちろん上の患者さんは

探し当てるかのように偶然血管が止められて

幸いだったケースです。

 

 

このように顔面輪郭や両顎手術時の出血は

とても危険です。

 

口内という狭小な空間により

止血するのが難しく、

死亡事故に至ったりもします。

 

 

しかし経験が多い医師の場合

事前に損傷を受ける可能性がある血管を

全て保護するための処置をしておいてから

手術をします。

 

つまり、

傷つくことはほとんどないということです。

 

 

万が一血管が損傷して出血があった場合には

私が最初のブログで説明したように

それぞれ大量出血を引き起こす血管別に

止血をする方法が全て存在します。

 

それぞれ3段階に処置を行うと

どんな血管でも出血が起こった場合止血ができて、

そうしたら問題も起こることはありませんよね。

 

 

これのためには

それぞれの手術部位、また付近の解剖学に詳しく

徹底的に習って研究して

経験をしなければなりません。

 

 

 

私がいつもお話しているように

韓国に骨専門教育機関がない関係で

私は外国の顔の骨専門病院で専攻をし戻ってきたのですが、

 

韓国に戻ってきてからとても驚いたことが

誰でも顔の骨の手術をしているということでした。

 

 

誇張された広告、あり得ない広告、虚偽広告…

 

そのため私がこのブログを書き始めました。

 

 

 

書いていたら長くなってしまいましたね。

 

 

引き続き2つ目の可能性の高い理由については

次回ご説明します。

 

 

 

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