CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

プロテーゼを利用した顎なし手術!!

 

 

 

顎なし矯正方法

つまり顎なし手術方法には2つあります。

 

 

まさに

オトガイ骨切り手術と顎なしプロテーゼ手術です。

 

 

 

1つ顎なし手術の方法である

オトガイ骨切り手術については

私のブログでも既にお話をしておりました。

 

私のブログ

→【顎なし手術 -骨切り

をご参照ください。

 

 

 

今日は2つ目の顎なし手術の方法である

顎なしプロテーゼ手術についてお話をしようと思います。

 

 

顎なし手術に使われるプロテーゼには

シリコン、メドポア、ゴアテックスなど

様々あります。

 

 

 

このような顎なし手術に使われるプロテーゼの中でも

私が最も好んでいてよく使う顎なしプロテーゼは

まさにシリコンです。

 

 

 

しかし

このようなシリコンプロテーゼを利用した

顎なし手術を簡単に考えて

適当に空間だけ作って入れるだけの病院も多いようです。

 

 

 

これにより患者さん達が不満足なだけでなく

違和感と不便感により

顎なしプロテーゼ再手術のために

私たちの病院によくお越しになられます。

 

 

 

最もよくある

プロテーゼを利用した顎なし手術の副作用は

動いてしまうことです。

 

 

これと併せて

間違った位置に挿入されているケースも多いです。

 

 

 

プロテーゼが動いてしまうことを予防するためには

必ず固定をしなければなりません。

 

 

プロテーゼを利用した顎なし手術時

シリコンプロテーゼを固定する方法は

医師ごとのノウハウであり

私も個人的な方法なため

カウンセリング時にのみお伝え出来るという点

ご了承ください。

 

 

 

以前に私のブログでもお話しましたが

貴族手術でも、額プロテーゼ手術でも

プロテーゼ顎なし手術でも

必ず固定をしてあげなくてはなりません。

 

私のブログ

→【オトガイ形成手術や貴族手術、プロテーゼ(シリコン等)固定をしなければいけませんか?

を必ずご参照ください。

 

 

 

しかし、

シリコンプロテーゼをチタンピンで

固定するケースが時折あるのですが、

 

これは固定がきちんとできもしないだけでなく

後日に様々な問題を引き起こす可能性があるため、

絶対にシリコンをネジで固定することは

することではありません。

 

 

 

プロテーゼを利用した顎なし手術を

他病院にて受けられて

副作用が起き、

私たちの病院にて顎なし再手術を受けられた方達の

レントゲンを数枚お見せします。

 

 

プロテーゼを利用した顎なし手術の副作用

 

 

顎なしプロテーゼが固定されておらず

顎先からズレて

上へと上がってしまっています。

 

 

顎なしプロテーゼを表示すると

次のようになります。

 

 

赤色点線の顎なしプロテーゼが固定されておらず

顎先ではなく

上へと上がってきています。

 

 

 

 

シリコン顎なしプロテーゼが固定されておらず

上へと上がってしまっただけでなく、

骨膜下に位置しておらず

違和感を酷く訴えられていた患者さんの

レントゲン写真です。

 

 

プロテーゼなどを表示すると

次のようになります。

 

 

顎先にいなくてはならない赤色の顎なしプロテーゼが

固定されておらず、上へと上がって

緑色の口内粘膜を上へと押し上げている姿です。

 

 

もうすぐ口内の粘膜を破って

プロテーゼが口内へと出ている勢いです。

 

 

それだけでなく

骨膜下にきちんと位置していないため

顎骨からプロテーゼが離れています。

 

 

これにより異物感が酷くて

再手術を受けられた患者さんです。

 

 

 

 

プロテーゼを利用した顎なし手術時

シリコンプロテーゼをチタンピンで固定したケースです。

 

 

シリコンはぷにぷにしていてネジで固定がきちんできず

後日ネジが触ると分かる可能性もあり

その他の問題を引き起こす恐れがあるため

ネジで固定はしません。

 

 

顎なし手術で

緑色に表示されたネジにより

シリコンが固定されたケースです。

 

 

 

今日は

プロテーゼを利用した顎なし手術に関しての

お話をしました。

 

 

プロテーゼを利用した顎なし手術時

必ず固定をしなければならなく

きちんとした位置(骨膜下)に

きちんと挿入をしなければならない

というお話でした。

 

 

プロテーゼを利用した顎なし手術が

他の顔面輪郭手術に比べて

比較的簡単でもあります。

 

 

しかしそのどんな手術も簡単に

容易く考えられる手術は決して1つもありません。

 

 

 

はじめは

シリコンを利用した顎なし手術や貴族手術時に

手術室の看護師たちが私の手術姿を見て

何でこんなに簡単な手術に念を入れるのかと

話していた時がありましたが、

 

これで全員理解ができ、

副作用ない手術のために

徹底的に準備して手術をしております。

 

 

 

最近

顔面輪郭手術或いは両顎手術やセットバック手術のような

顎矯正手術のために

どうやって顔面輪郭専門病院を選ばなくてはならないのか

たくさんご質問いただきます。

 

これについては私のブログを必ずご参照ください。

→【顔面輪郭専門医?顔面輪郭専門病院?

 

 

 

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