CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

エラ削り手術後、感覚がないです。

神経切断の副作用でしょうか?

 

 

 

どんな手術を受けられたとしても

同じ考えをするようになると思いますが、

手術をする時には

副作用が怖くない人はいません

 

しかもがん手術でもなく

美容目的の手術後に起こる副作用なら

よりさらに恐ろしく感じるでしょう。

 

以前にも副作用について

お話をしたことがありました。

 

どんな手術でも、

誰が手術をしても、

副作用が全くない手術、手術者はいませんが、

その時の状況に正確に素早く対処をすることが

できなくてはならないです。

 

もちろんこれは

1日2日でできるようになるものではなく

たくさんの経験から得られるものです。

 

私のブログ→をご参照ください。

 

 

以前にも

エラ削り手術後の感覚低下について

お話したことがありましたが、

最近エラ削り手術後に感覚がない、

或いは

ある方はよだれを垂らしても分からないと仰られる方もおり

私にたくさんお問い合わせをされます。

 

そのためまたもう一度

お話させていただきます。

 

結論的には

エラ削り手術後には

感覚が全くないことはありえません。

 

感覚が一時的に若干落ちることはあります。

 

 

エラ削り手術後に感覚が落ちる理由は

1つ目、

腫れと痛みが原因になっていることも考えられるし

2つ目、

回し切りやT字骨切りを含めた

Vライン手術の際に

神経が切られてはいないけれども

手術中に軟部組織が引っ張られたことによって

一時的に感覚が落ちる場合があります。

 

しかし上の2つの場合

全て一時的な現象で

感覚は完全に回復されます。

 

しかし

ある程度の感覚低下ではなく

時折エラ削り手術後に

よだれを垂らしても分からない、

それも数カ月経ってもそうな場合には

神経切断を疑わなければなりません。

 

 

このような神経切断を予防するためには

1つ目

手術前のレントゲンは必須で、撮影をし

神経線の位置などを把握し

これを避けて手術をしなければなりません。

 

神経線が低くて避けることができないなら

骨切り量を少なくしなければいけないですよね。

 

2つ目は

長い曲線骨切りをしなければなりません。

 

私のブログ→をご参照ください。

 

 

結果的には

徹底的に手術前検査をして、

きちんとした骨切りを行ったなら、

エラ削り手術後に神経切断されるようなことは

絶対にありないというお話でした。

 

併せて

一時的に若干ジリジリする程度の

微々たる感覚低下は起こり得ますが、

感覚が全くなくなったりすることはないので、

感覚についてはご心配なされず

手術を受けられても大丈夫だという内容でした。

 

 

最後に

以前にもお見せしたと思いますが

骨切りを長い曲線ではなく

めちゃくちゃにされてしまい

数年目、片側の顎の感覚がない

患者さんのレントゲンをお見せします。

 

 

 

 

 

 

 

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