CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

両顎手術の致命的な副作用の実態

及び再手術予防法

チェボンギュンCBK発表

SCI論文シリーズ1弾

 

 

 

前回→に引き続き…

 

 

次は手術中に傷つく可能性がある

そして大量出血を引き起こす可能性がある

血管の写真です。

 

まず動脈写真です。

 

 

上の写真を見ると

Maxillary Arteryから分枝している

Sphenopalatine Artery,

Intraorbital Artery,

Posterior Superior Aleolar Artery,

Greater Palatine Arteryなどが

実際に出血を引き起こす可能性がある動脈ですが、

 

この中でも実際発生しやすいarteryは

Greater Palatine Artery

Posterior Superior Aleolar Arteryです。

 

 

この中でもGreater Palatine Artery

簡単に目で確認できるため

出血が生じた場合には止血がすぐに可能ですが

(経験が多い場合)、

 

Posterior Superior Aleolar Arteryの場合、

初めて聞いた先生たちが多いかと思います。

 

この血管が切れると

まずは慌ててしまって落ち着かなくなります。

 

動脈血なため血圧調節ができない場合には

血が手術室の天井まで飛び上がりますㅠㅠㅠㅠ

 

 

 

このように詳しく

血管の名前まで私のブログでお教えする理由は

私のブログは患者さんだけでなく

看護師、先生、しかもマーケティング関係者の方々にも

ご覧いただいております。

 

そのため

看護師や先生にも役に立てなくてはいけないため

時折このように詳しく説明をさせていただきます。

 

 

先日

顔の骨を主に手術されている大学病院の手術室に

勤務することになったと

看護師の方から顔の骨関連の血管について

聞かれたのですが

この場で再度お答えさせていただきます。

 

何でも聞いてくだされば

私が論文を書いていたり

誤解を招くような方法でなければ

全てお教えします。

 

 

誤解を招くような方法とは、

私は気を使って悩んで手術をしているのに

これを理解できない先生たちによって誤解されて

間違っている、失敗だと大騒ぎされるからです。

 

そうすると患者さんは私の話に耳を向けなくなりますㅠㅠㅠㅠ

 

 

例を挙げると

先日にもお話しましたが、

左右のエラがとても差が大きく

非対称が酷い方でした。

 

そのため私が悩んで悩んだ結果…

両側の下顎骨を徹底的にきちんと異なった骨切りを行い

対称を合わせることにしました。

 

しかし下顎骨は

ある程度以上の骨切りを行うと

骨切り線が顎関節へと上がってしまいます。

 

そのためたくさん骨切りする方には事前に

顎関節の下に水平骨切りをして

下顎角骨切り線が顎関節まで上がってくることを予防することにし

水平骨切りを完璧に行いました。

 

当然エラの非対称は患者さんが満足する程度に

完璧に合いました。

 

しかしその患者さんが

他の病院にお友達と一緒に行かれた時、

そこの先生が一度見てあげるということで

検査を受けられたそうです。

 

しかしおかしな水平骨切りがあったので、

その先生はおかしな骨切りがあると、

手術失敗だとㅠㅠㅠㅠ

 

その患者さんが私たちの病院に来て

大騒ぎされましたㅠㅠㅠㅠ

 

1つ1つ説明をしてようやくㅠㅠㅠㅠ

理解してくださって

手術失敗したと言っていた病院に対して

次は悪口を言うようになりました…

 

 

このようなことがあり

これを機に

私が悩んで施行した方法は隠すことにしました。

 

方法を理解していないのにこのように

何でもかんでも中傷されることがないようにですㅠㅠㅠㅠ

ご了承ください。

 

 

 

 

 

次は

損傷を受けると大量出血を引き起こす

静脈です。

 

 

何よりも上の写真の

Pterygoid Plexusという血管の絡まりです。

 

ここで血が出始めると頭の痛い問題になり

出血をいくら焼いても止まりません。

 

しかし

より簡単に止血をする方法が別にあります。

 

ご心配なされずにTwo Jaw Surgeryを受けられてください。

 

 

 

 

 

次も神経損傷に関連した論文ですが、

私がいつも強調している正確な診断と関連した論文です。

 

 

上の論文は下顎骨骨切りを既に受けた患者が

両顎手術を受ける時の

神経損傷、下歯槽神経損傷の頻度

どれくらいになるのか…

を調べた論文です。

 

実は再手術に近いです。

 

 

この論文は私(チェボンギュン CBK)が

第1著者として

Plastic and Reconstructive Surgery[PRS]という

アメリカ形成外科医師会から発行されている

最も大きく有名な学術誌に

2013年発表したSCI論文です。

 

内容及び写真は

Plastic and Reconstructive Surgery[PRS]

131(2); 231-237, 2013

から抜粋しました。

 

 

 

私がいつも

癌手術も診断が重要だけれども

美容手術も診断が重要だとお話しています。

 

私が私のブログでいつもお話する理由は

その分間違った診断によって苦労されて

再手術を受けられる方達が多いためです。

 

 

下顎骨骨切り術を2回受けられた患者さんが

3回目の下顎骨骨切り術のために

私の元にお越しになられました。

 

前回の病院で下顎骨骨切り術を2回も受けられたのに

効果がないんだとㅠㅠㅠㅠ

 

しかしその初手術の先生がとても優しくて

もう1回してあげると仰られたそうです…

 

私の元に来られた時、私が一言言いました。

 

“患者さんはエラ削りを10回受けても効果はありません。

目的違いの手術です。”

 

いくら下顎骨をなくしても

患者さんが望んでいる顔の形には

絶対になれません。

 

両顎をしなければならないお顔でした。

 

 

もちろん

両顎が嫌な場合には

輪郭をお勧めしたりもします。

 

そのような時には

輪郭手術の限界を確実に理解していただかなくてはならなく、

 

完璧にするためには両顎を受けなけれいけないけれども

ある程度の効果だけでも得るために輪郭手術を受けるんだ

という事実を

理解しなければいけないとうお話です。

 

 

つまり

限界を知って輪郭を受けることと、

上の患者さんのように輪郭が全部だと思い込んで

結果に失望してまた受けることとは

天地の差です。

 

お金は散財して

体は痛い思いをして

メンタルもやられてㅠㅠㅠㅠ

 

 

 

上の写真は

下顎骨切り術オトガイ形成を受けられた後

不満足によりTwo Jaw Surgeryを受けられた

患者さんの写真です。

 

このように

下顎骨骨切り術を受けられた後

Two Jaw Surgeryを受ける場合、

下歯槽神経の損傷確率が高くなるという内容と

確率が高くなる理由を明らかにし、

神経損傷を予防するための方法まで

提示した論文です。

 

 

 

 

 

次は致命的な副作用ではありませんが

顔の骨の手術時に

止血のために使用されるBone wax使用後の

炎症に関する論文です。

 

 

Bone waxという物質は

骨の手術時の出血、

特に上でもお話した血管出血ではなく

骨出血

 

つまり、

骨を切って骨の断面からでる出血時に

科学的な反応を利用した止血ではなく

ただ塞ぐための物理的な止血に使われます。

 

 

このBone waxは

もともと検証された骨出血止血剤です。

 

しかし

このような検証がされた止血剤が

遠く離れた未来のある日に炎症を引き起こしたケースを経験し

これについて私が論文を発表しました。

 

 

私が(チェボンギュン CBK)2017年度に

Wound MedicineというSCOPUS搭載ジャーナル

発表することになりました。

 

 

Bone waxという物質は

使用してはいけない物質ではなく

使用するために開発されて検証された物質です。

 

しかし分析をしてみたところ

使用方法に問題がありました。

 

使用方法は論文に記述されており

後日また詳しくご紹介させていただきます。

 

 

 

 

今日は

“チェボンギュン(CBK)発表SCI論文シリーズ1弾”として

両顎手術の致命的な副作用の実態

再手術予防のための方法について

私が今まで発表してきた論文を参考にしながら

お話しました。

 

 

今日は総論として

全体的な内容を簡単に要約しまして、

次からは各々の副作用の内容を詳しくお話します。

 

 

繰り返しお伝えしますが、

致命的な副作用が発生することもあります。

 

しかし

原則を守ってきちんと受けていたなら

巷で噂だっているようにそこまで頻繁に…

 

頻繁というよりも発生しませんので、

ご心配されずに手術を受けられてください。

 

 

 

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