
いきつけのライブハウスにある「VOX AD30VT」の各ブリセット・モデルを試してみました。「VT」はVOX独自のモデリング技術「Valvetronix」のことでしょうね。
* (訂正) 2009年3月現在もまだ販売中です。2月のジェフ・ベック来日時に楽屋でのウォーミングアップ用に使用されたとのことで,再度注目度が高まっているようです。
さて,このアンプ,歪まない音を好むベンチャーズ・フォロワーの方々をはじめ当のライブハウス出演者には不評で,JC-120の傍らでほとんど出番のないまま眠っています。モデリング・アンプというだけで拒絶反応を示す人もいれば,使い方が分からん!という人もいるようです。
このアンプは,他のValvetronixシリーズ(→VR30WR)同様、真空管12AX7を採用したパワー・アンプ回路“VOX Valve Reactor”を搭載しており,このアンプのウリであるアンプ・シミュレーション部には以下の11種類のモデルがあります。(左端から時計周りに紹介)
( 1) BOUTIQUE CL…Dumbleクリーントーン
( 2) BLACK 2X12…Fender Twin Reverb
( 3) TWEED 4X10…Fender Bassman
( 4) AC15…VOX AC15
( 5) AC30TB…VOX AC30 Top Boost
( 6) UK'70S…Marshall
( 7) UK'80S…Marshal JCM-800
( 8) UK MODERN…Marshall JCM-2000
( 9) NUMETAL…MESA Boogie
(10)US HIGAIN…SOLDANO
(11)BOUTIQUE OD…Dumble Overdrive Special
…というようなところらしいです。

元ネタのアンプを全部弾いたことはありませんが,似てる似てないの論議はさておき,雰囲気を楽しむにはそれなりに使えると思います。背面には出力調整用のボリュームがあり,基本的には自宅練習用なんだと思いますが、小さいハコで,音色を頻繁に切り換えないのであればステージでも使えるかもしれません。
個人的には「AC30TB」「TWEED」「BOUTIQUE OD」あたりが好みですね。

試奏用のギターは,ライブハウス備え付けのフェンダー・ジャパンのストラト。残念ながら,長く交換してない4-6弦の鳴りは死んでます。それでもこれだけの音が出るということで,音作りのアンカーを担うアンプの役割はやっぱり大事ですね。
試奏のセッティングは,アンプがGAIN7.5, VOLUME5, TREBLE5, MID10, BASS10, MASTER3, EFFECTオフ。ギターはいずれもフロントPU。同じセッティングで,モデルだけを切り換えています。