女性といえば、果てしなく美に対して追求をする。
これは、中国ビジネスでも共通しているのだ。
中国ビジネスを行う上で、いかに女性をターゲットするか、成功の重要なキーとなってくる。
日本のメーカーで言えば、資生堂が化粧品市場において、日本のメーカーでは圧倒的な女性利用者の支持を獲得している。
私も中国に行くたびに、現地の友人から日本の化粧品(特に、資生堂)を買ってきてほしい、と頼まれたものだ。
現在、確かに、中国では、海外の化粧品ブランドは、百貨店や専門店などで販売されているのだが、偽者ブランドがあり、さらには、中国の人たちには、メイドインチャイナではなく、メイドインジャパン(その他、外国)が好まれる傾向にあるのだ。
少し、話が本題からそれてしまったので、本題に戻るとしよう。
実は、化粧品のみならず、中国アクセサリー市場は、急成長している。
ここでは、アクセサリーには、「金(イエロー・ホワイト)」、「プラチナ」、「真珠・宝石」、「その他貴金属類」を含んだ総称とする。
統計によると、2004年における中国の金の生産・消費量は世界で四位、プラチナの消費量は世界一となっている。
また、中国のプラチナ年間輸入量は世界総産量の55%を占め、消費額は20億ドルに達する。
一般的に、技術力が高く、賃金の安い広東省の工場でアクセサリーは加工され、その他上海を初めとする大都市で消費される構図だ。
また税制の優遇で、広東省の工場で加工されたアクセサリーは香港経由で、安く海外に流れる。
このように、偽者が多いとされる香港のアクセサリーだが、実は中国本土より価格が安いのだ。
最近、貴金属類など原材料・資源の価格が国際市場で急騰しているのだが、それ以上に国によって保護された中国現地価格のほうが高いことはご存知でしょうか?
国が国内の産業を保護しているのだが、WTO加盟で徐々に規制が緩和されている。
それにしても、他の先進国と比べ比較的に賃金の安い中国の女性たちが、どのようにして、こうした高いアクセサリーを普通に購入できるのだろうか?
では、私の上海の友人を例に出して説明しよう。
その友人は、上海の某日系商社に勤めている。
2年ほど前に、彼の出身と同じ場所(上海以外の都市)出身の女性とめぐり合った。
現在、結婚には至っていないが、2人はいいお付き合いをしている。
つまりは、彼氏と彼女の関係だ。
月収は、その友人のほうは、4,000元(約5万円)以上で、彼女のは、その半分ぐらい。
しかし、彼女は毎週の週末が待ちきれないのだ。
なぜかというと、それは私の友人は、自身のクレジットカードを彼女に預けている。
もう、これでおわかりでしょうか。
彼女は、週末になると、私の友人のクレジットカードを持って、デパートに行って、化粧品・服装・アクセサリーを購入するのが楽しみらしい。 (本当かどうかは、不明だ)
そして、私の友人のほうは、その彼女の笑顔(化粧品・服装・アクセサリー)を見るのが好きらしい。
しかし、現実は必ずやってくる。
毎月送られてくるクレジットカードの明細を眺めては、いつも落ち込むみたいだ。
これは、上海男性の一例に過ぎない。
広い中国では、土地によって差異は大きいが、概して、女性は男性の給料も当てに出来る分、かなりの消費パワーをもっていると言える。 (土地によって、異なるケースも多くあり、ご了承いただきたい。)
これは、形だけ財布を預かる日本の家庭における女性とは、大違いである。
また、男の子を好む伝統的な慣わし(田舎や都市部の年配の方)と一人っ子政策の流れを受けて、総人口における男性の比率が女性より多くなっている。
統計によると、2000年時点で、中国における男女比は、107:100である。
(女性は、戸籍を登記しないとか、中絶をするとか、いろいろ言われてるのが、ここでは省略したい)
つまり、市場における男性の共有過剰なのだ!
このように、男女比の需給のバランスが崩れ、家庭において、女性のほうが男性よりもパワーが強くなっているケースが多くなっているのだ。
特に、上海では、その傾向が非常に強いというのは、周知の事実となってきている。
だから、中国ビジネスを行う上では、男性ではなく、女性をターゲットにするビジネスが面白いと言えるのだ。
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