8月25日(月)
退院してから初外来。なのであるが、大腸外科は今日でおしまい。本当に外科って切るだけなんだなあ…。
皮膚腫瘍科で甘やかされている患者なので、外科の風はなかなかの冷風であった(笑)。その中でも紅一点のレジデントは、会話が成立するという意味で、大変貴重な存在であったことは記載しておく。寄り添いの心があるかどうかよね、結局は
さて、今日のTセンセはいつもと違う。
実は私は入院前の外来で、「オプジーボをこれ以上点滴するのは怖いですー」と大騒ぎしていたのだった。が、記事でも出した様に、冷静に考えてみれば今私に必要なのはオプジーボ投与なのだ。勝手に騒いで勝手に冷静になって勝手に納得していた本日。だがセンセはそんなこと露知らず。
今日は私を説得しようとしていたらしい。いつもこんなですまんです…
気合い入れて私と向き合ったのに、いつの間にか患者は医者と同じ方向を向いていたという。あらら? っていう不思議な空気が流れたけど、Tセンセはとてもホッとした模様。
「いきなり今日というのは無理だけど、今週なら枠あるよ」
入れるとなったら即行動。この流れにしたかったのね、Tセンセ…私もです…。枠あってよかった。ちなみに9月の点滴枠はゼロである…
8月27日(水)
T医師の外来日ではないイレギュラーな日。今日は診察室2つがフル稼働で、Tセンセが使える空気はナッシング(笑)。混んでるんだなあ…もう一つ部屋が必要なのではと思うほど。投書するか(笑)
採血結果はOKというのを廊下の長椅子で聞いて、点滴へ。点滴後に再度外来。異変があったらすぐ電話してね、と念押しされた。さすがにTセンセも少し用心してる感じ。今朝は特に何もなく…ていうか半年空いてるのに皮疹出てるし、爪はヘンテコで指の腱も痛いし。免疫反応は続いているの…続いていたのに…キィ!!!
半年ぶりでどれほど混んでるのかと覚悟したのに、さすがに人員増員したらしく、270名予約なのに2時間弱で呼ばれた。改善。
久しぶりに投与になった理由を説明した方がいいかなと、ダイジェストで話したら、「あっ、そういうことなんですね!」と一気に納得の看護師。ことの次第を患者ごとに把握するというか予習してくれるこの空気、好き。これもがん専門病院ならではかもしれん…世間の風は冷たいことを忘れてはならんのだ(笑)
初めましての薬剤師。随分親切に話を聞き取ってくれる。じゃあ聞いてみようと思って、PPI(プロトンポンプ。胃薬)はオプジーボの効き目に影響があるという話。何年も前に耳にしたけど、噂は消えてないのでどうなのって。「添付文書にも記載はされてないので、今の所は影響なしでいいと思います」だった。
そうか、添付文書か! 何度も何度も改訂のお知らせがあるのが、オプジーボの添付文書。そこに出てこないから、NCCの医師達はまったく気にしてないんだな。得心。
ところで、再開とか再再開とか再再再…もうわけわからんので、通算回数にしようかなあ…。