結局、術後順調に減っていた体重は、これまた順調に増加に転じ(私の身体の補填能力ときたら)、遂に術前から提案のあったフォシーガが劇症1型糖尿病治療に導入されたのであった。
糖を尿に流していくお薬なので、雑菌が局所で繁殖しやすい。膀胱炎まっしぐらだ。O先生が言うには、日本人は清潔だから大丈夫だとは思う、とのこと。
膀胱炎経験あるから用心。トイレットペーパーをシャワートイレ用に変更。ちょっとお高いけど、膀胱炎予防になるなら安いわ。けっこう地味に苦しいんだよね、膀胱炎。
さて、体重測定は糖尿病の管理には不可欠ということで、毎朝測定して記録しているそれを見返してみた。
フォシーガを10月2日から飲み始めているけど、ジグザグ折れ線グラフで増加がストップしたかな?
劇的に減ると言うものではなく、細かく上下しつつ、遠目で見ると下降傾向、というもの。これで、今月末に1キロ減っていたら効果アリってことだろな。
インスリン量も、相変わらず試行錯誤してるけど、そこへフォシーガ登場でさらに五里霧中…難しいのう。でも糖を流せるおかげで、必要インスリン量がわずかに減っている気がする。
それでは最後に、いくつか血糖値のグラフをご紹介(突然血糖値勉強会)。
こちらよりお借りしました。
ざっくり言うと、私は現在右側みたいなグラフがデフォなのだ。
下は私の血糖値グラフ。
これは比較的うまくいった日。薄緑の背景から逸脱しないのが目標。
長年左側だったのに…と遠い目で過去を思う。HbA1cは、発症前は5くらいだった…今や7.4。
O先生からインスリンポンプを勧められているのだが、今ひとつ気乗りしない。
NCCでは取扱がなく、そうなると他の病院になるのだが、糖尿病に関してNCCとは切り離されてしまうのだろうか。まだそこは聞いてない。もし切られるとなると、やっぱり嫌だなあ…。ただし、多くの患者はインスリンポンプ導入で血糖値コントロールが改善したという。
また医師との関係をイチから…。しかも普通の総合病院で。
メラノーマステ4の状態で、医師の心無い言葉(←言われること前提という)は厳しいもの…。がんを抱えつつの1型糖尿病治療について、心境含めてどの程度理解してもらえるのか…。その点、NCCのO医師はカンペキなのよ。当たり前だけど。
あとインスリンポンプは、服のどこかに器具の装着が必要になるので、手持ち服の見直し。これも相当面倒。
悩むなあ。ちなみにインスリン注射、私はそれほど苦手じゃないのよね。針を刺すのは嫌だけど平気。
使い方等、自分なりに少し調べてみるか。

