ここはどーこだ?
そう、葛飾柴又。知ってるだろうけど一応、この地は『男はつらいよ』という映画の舞台で、この人形は主人公の寅さんな
11月3日に、2時間だけ都内低地唯一の前方後円墳が公開されたのだった。散歩がてら見物に行ってきた。
柴又八幡神社。京成線葛飾柴又駅より徒歩3分。
ちなみに境内中銀杏爆弾がびっしりである。掃いてくれてあるんだけど、あっという間に降ってくる…拾ってる人いたよ…。今年の銀杏は間違いなく豊作(笑)。
いいお天気で、イチョウの色付きを愛でた。服装を見誤って木枯らし1号に震えたのは内緒
午後2時から4時まで。無料。葛飾区役所主催。解説は学芸員。とても面白かった。マニアらしき人もけっこういた(夜行バスで来たとか話し声が)…。私はそこまでじゃないけど、土偶とか好きなのでね。超有名な、大阪府堺市の前方後円墳にも一度だけ行ったことがある。
配布された資料より。微高の地である葛飾柴又。海に囲まれつつ、ちょっと高いところがあって、その一等地みたいなところに神社と古墳(権力の象徴)。昭和になって神社改修で発見された古墳だ。
神社の全体が円の中で、しゃもじの手のところは道路で削られてしまったが、全長30mと推定される。
前方後円墳というのは朝廷の関係者でないと作れない古墳らしくて、人骨も発掘されたが、きっと何か文字が刻まれていたであろう剣はボロボロで、人物判明の手がかりは無いみたい。
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墓石は、千葉の鋸山から拾って船で運んだもの(切り出しではない)。磯石なので、貝で穴ボコだらけのちょーっと苦手な感じの顔つきである…。
もっと詳しく知りたい方は、Wikiで、『柴又八幡神社古墳』にあるのでどうぞ。
最後に一個だけ豆知識。
柴又の名称は奈良時代まで遡る。嶋俣、から。嶋は、デルタ地帯に作られる土地の高いところという意味で、俣は、河川が合流分岐する場所、とのこと。
地名の起源、好き。北海道だとアイヌによる名付けが面白いよね。街の新しい名前付けは苦手なのよ…ええ、柏の葉キャンパスとかな(笑)














