6月21日(日)13時〜

築地とオンラインとでハイブリッド開催

 

前半の解説は、今回は基本に戻って1から丁寧な内容だった。でもその中でも、ステージ別の治療方法などが紹介されたり。最新のガイドライン。

ステージ1だと適切な手術がされれば、さらりと完治するという認識。

ステージ2から、徐々に患者ごとに違う感じになっていく。

ステージ4は、薬物と放射線と手術と、まさに患者それぞれの対応になる。

 

後半の質問コーナー、今回は医療者の方からの質問が目立った感じ。

以下、気になったところだけメモ打ちしてたので、聞き逃したところなどお役立ちしてください。

 

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・オプジーボ投薬を患者都合(経済的、通院負担等)でやめた場合、どのくらいの割合で転移するのか→再発転移後、またオプを始めたら効く。3年完全に消えているなら1割くらい再発。いずれにせよ副作用との兼ね合いで継続を決めた方がいい。

 

・早期に強い副作用が出た人の方が、効き目がいい肌感覚がある。

 

・薬を続ける、やめる、それぞれのメリットデメリットは、個々の患者による。よって自分でしっかり考える必要がある。

 

腸内細菌叢とオプジーボの関係。ちょっと懐疑的。例えば中国人と日本人、両方とも欧米人に比較してオプの効きが悪いけど、腸内細菌叢はそれぞれ真逆(中国は肉食風、日本は草食風)。なので本当に関係しているのかどうかはわからない。糞便移植などもあるにはあるが…。まだ研究途上。

 

ただ、腸内細菌叢についてはむやみに抗生物質を使わないのが大事。特に治療開始時には注意をする。

 

・ICIと分子標的薬の併用はしない。治験でやったことはあったが効き目に変わりなかった。

 

・慢性的に太陽の光を浴びてる人は意外とメラノーマにならない(漁師とか農家とか)。むしろ、若い頃(〜15歳くらいまで)に短期的に大量に紫外線を浴びた人が後年発症したりする。

 

・日焼け止めの効果。数十年前から、オーストラリアが子供達に日焼け止めを強制しているが、結果はこれから出てくる。

・太陽の光は、皮膚がん全般の発症に関わる。

 

・FGFR4とPREX2経路でもメラノーマはありうる。遺伝子パネル検査の結果で、有名な変異が出てない人も大勢いる。変異の遺伝子は人によって様々。

 

脈絡膜原発患者の参加出来る治験は(先生たち、ぶどう膜とごっちゃにしてなかった?)東北大のPAI-1。

 

・再発予防に効く行動のデータはない。

 

・医療従事者からの質問にて。メラノーマを見落とさない要点。→黒くないメラノーマもあるということ。診る人数を増やすのが大事(クリニックなんかだと抱え込みがちだからそれの危険性)。

・素人でも、家族同士観察し合う。突然何か新しいものができたら、色も形も、どうでもなんでも専門家に見せる。ドクターショッピングを推奨するのではないけど、専門家の数が多いほど正しい診断になる。

 

・皮膚メラは手術痕とリンパ節の間くらいの再発が多いので、自分で観察すること。

 

 

<現在開発中の薬など>

 

・ICIが効かなくなった時の次の一手の開発

・標的になるたんぱく質が出た場合の開発→Caprin-1 、東レの治験は今年10月頃から。なお参加条件にはダカルバジンの投薬歴が必須実は副作用なんかを調べ始めているのだった…

・分子標的薬の次の一手の開発

 

・治験を考えるタイミング。参加条件が厳しめに決まってるので、標準治療をやっている時から考えておいていい。→この点に関しては患者側が治療デザインを想定していくのも大事なのだな