通院中の耳鼻咽喉科。おじいちゃん医なのだが、予約が夕方というのもあって、次に患者が入ってない時、診察後は雑談タイムに突入する(笑)。さ、さすが話好きと自称するだけある…。

 

そんなわけで昨日はノリのいい若い看護師も一緒に、病院のシステムにいかにITを取り入れるか的なお話。

 

・私の贔屓にしてる調剤薬局は、処方箋用のアプリがあって、処方箋を自分で撮影して送信しておくことができる。用意が出来たら呼んでもらえる。

・東病院はコンシェルジュアプリがあって、主治医が予約日をいじると反映される。会計もアプリでひとまず支払い完了しておけば後日決済される(ただし領収証等は取りにこなければならない)。

・昨今、大きい病院では患者は呼び出し機を身につけているので、院内どこでも待つことができる。

 

などなど。上二つについては先生は驚愕してたな。便利だねえ!って。若い看護師は今、ネットで診察予約ができるようにしたいと面談のたびに言ってるんです。お年寄りにしても、見ていると家族が付き添っている人が多いし、だったら家族がやれるんじゃないか。と力説していた。素晴らしい。偉い。

 

東病院における私の肌感覚では、老いた二人連れも大変多い。確かに家族連れも多い。それでもコンシェルジュの普及はなかなか進んでいないぽい。会計待ちしてる人がとっても多いもんな。私より若い人も待ってたり。

これは上にも書いたけど、数ヶ月に1度くらいしか来ない患者にとっては、領収証はその場で欲しい問題が大きいだろう。

 

ネット予約は、確かに街のクリニックでは普及し始めている。

ただし東病院は、ネット予約は出来ない。きっと何か大きな理由があるのだろう。「予約電話、混まない?」と言われたけど、考えてみれば私は電話でNCCに再来予約をしたことがないのだった。通院歴6年になっても、まだまだだわね…。

 

東病院も看護師さん、全然足りてませんよ、と言ってみたら、「そーりゃーそうーでしょーーー!!」って先生が(笑)。

人手不足解消には、やっぱりITなのだね。

そのうち、ロボット猫が点滴してくれるようになるかもですよね、とか。具合悪い患者見つけて、ニャーニャー鳴いて人を呼ぶとか。

 

その流れでロボット手術。あれはそもそも遠隔治療のために開発された技術だったんだって。都市部の名医が村とか遠いところにいる患者の手術をするために。でも現実には単に手術室の中で使ってるだけなのはなぜだろう。調べればすぐ出てきそうだ。

 

そんなこんなで、外耳道自浄作用復活の悲願達成のため、通院は続く。でも最近では3〜4週に1度になった。手前の方はもう治ったのだ。ただし鼓膜付近がやばい。年単位かかるよ、と言われて胸に去来するものはもちろんあったわけだが(苦笑)、それよりも耳かきを続けて新しい病気抱える方が嫌だったので頑張る。先生に耳からペリペリと古い皮膚を剥がしてもらえるのは気持ち良過ぎる。いや、そんな状態になっているのがそもそもおかしいのだ。「ボク、医者としてこんなことしていいのかなって思うよ。ああ心臓に悪い」と言いつつ、鼓膜ギリギリの古い皮膚を除去してくれる。もちろん大変気持ちがいい(笑)。

 

 

 

ギリシャ時代かな、忘れたけど雷神。国立博物館。

このポーズって日本画の雷神と同じよね。