耳掃除禁止令を出されたものの、一進一退で時間が過ぎ…。
昨日、奥の方がずんずん痒くなって、こーれーはーやーばーいー、と私の感知器が振り切れたので、再診予約。
今日、耳のお医者さんに行ってきた。
耳の中を見た先生が、「あーこうきたかー! 想像してたのと違うなあ(笑)」
いろんな器具や、吸い込む機械であれこれ掃除をしてくれている。痒かったので非常に気持ちがいい…まじで。
でも先生は、
「なんか会話したくなるねえ、この中身と。居住権を主張してる気がするよ。君たち、そこにいたいんだろうけどね。なんなんですか本当にもう」
などと耳垢と話し合いながら作業を(笑)。
外耳道と鼓膜にぐるりとびっしりと古い耳垢たちが…しぇぇえ…
普通、耳掃除をしなくても自然に耳垢は外に押し出されて、下から新しい皮膚が出てきて再生のはずが、そういうベルトコンベアーが”ぶっ壊れている”のだそう…。
「耳掃除が好きな人にはあるんだよねー」
「それにしても鼓膜にこびりついてるっていうのが、デリケートで微妙すぎて困ったなあ…」
「本来ならこういう場合のもっと酷いやつは、全身麻酔で云々」←ひいい
「でもまだそこまでじゃないから…よし! ふやかして掃除しよう! もうこれは早め早めにやりましょう!」
だいたい1ヶ月くらいかけて頻繁に通院していったん落ち着いて、その後暑い季節に汗をかくことで再燃して、また治療して、乾燥させて、落ち着いて、を数年繰り返すという…。
大抵の人は、その治療計画を聞くと「じゃあやめます」って言うらしいけど、私は耳をカキカキすることが大好きな質でどうしてもやめられない。ベルトコンベアーが壊れているなら、カキカキやむなし、でもあったわけだ。
そして脳内に”耳のがん”とかちらつくもんだから、治療計画受諾一択。
何十年も、1日に2、3回、コリコリしていたらそりゃーねー。繰り返しの刺激は細胞分裂のエラーを起こしやすく…いずれは怖いことになるロードに既にいたり…いやあああ。
治療、頑張る。まじで耳のがんはイヤ。がんは下だけで(笑)もうお腹いっぱいなのよっ。
今晩と明朝、ふやかす点耳薬を出してもらって、明日夕方通院だ。
まずは左耳から。
点耳薬、ちょっとドキドキ。垂らす方を上にして垂らして10分間横になるのだ。鼓膜がちゃんとしてるからそれ以上奥にはいかないそう。そして10分後に逆向きになって流れ出すのを待つ。
「なんか耳の奥が痒過ぎて、喉も痒い気がしてきて」
「あーそれはそう、耳の神経は喉と繋がってるからねえ」
耳に関する知識が増えていく…。