10日にがんセンター。20日にPET-CT。28日に再診。

大学病院の前倒しとは違って、随分のんびりとしている。

夫は「今の状態を診た上での、専門家の判断なんだから大丈夫」と信用しきっている。

もちろん私も同意見だけど、18日間でリンパ節転移が増えたら? 遠隔転移してしまったら? 潜在的転移が顕在化してしまったら? 出血のコルポ診の話をし忘れたのが大失敗だったら…!?

病気に関しての漠然とした不安がそこにある。

なぜ漠然としているかといえば、それは私が素人だからに他ならない。

これで思いつめてしまったら、『無知は身を滅ぼす』に当てはまるだろうか。

いやむしろ、専門家でなくて良かったと思う。知らぬが仏…なんとぴったり来ることわざだろう(笑)。

 

何十回と繰り返した検索作業を、再開してみたりしている。

ところでメラノーマを検索するにあたっての長所は、希少がんのため、アフィリエイトサイトが引っかからないことだ(笑)。

特に私の原発箇所は、そのものズバリにしか巡り合わない。今のところ、ショックな話しか出てこないが。それでも時間の無駄のような嘘つきサイトに邪魔されることがないので、とても快適だ。

 

昨日、夫と何年ぶりかのとんかつ茶漬けを食べ、しじみのお味噌汁とキャベツをお代わりしてしまった。過不足のない、食べ終わった時に満足するギリギリの味付け。すべてが素晴らしい。老舗の味だ。

その後、気持ちを上げるために良さげなクリアファイル(病院通いで必要)を探したが見つからず、ひょっとしたら上野の美術館や博物館のショップにいろいろあるのでは、という話に。今度行ってみよう。

もうひとつ、食べてみたかった店の抹茶ソフトを夫と半分こ。なかなか美味しい。

アイスクリーム自体、久しぶりに食べた気がする。去年の夏はちょっと食べたっけ?

夢中になって何かをしていると、本当に病気のことを忘れてしまう。

そう、こんな時間を18日間でたくさん持てばいいのだね。