【モブログ】#戦艦三笠  | いろいろといろ

いろいろといろ

「いろいろ十色」ちょっとした振り返りのためのブログです。
※何かお気づきの点がありましたら、メッセージ(左メニュー「メッセージを送る」)でご連絡ください。
※特別な記載がない限り、記事と画像の転載はご遠慮ください。

 今日は参議院統一選挙で9時30分ごろ投票してきたわけですが、めずらしく、投票した人が早々に当選してました。(いつも落選だったのに)

 投票が終わった後、鎌倉に行こうと思ったのですが、御朱印帳をもってくるのを忘れたので、横須賀市へ行ってきました。午後から予定があったので、三笠公園だけぐるっと回ってきました。

 

 

横須賀中央駅 ロータリー

 

 

 

 

 

横須賀中央駅から15分ほどのところにある、横須賀市三笠公園


 

東郷平八郎氏の銅像

 

#背後の写真で人が固まっているところは、東郷さんが戦況を双眼鏡で確認していた場所だそうです。当時は艦橋ではなく、外に出ていたんですね。

 

 

 

艦橋にはためく必勝旗「Z旗」


 

船首にあるのは菊の御紋

 

この菊の御紋については、宇宙戦艦ヤマトの創作秘話として、こんな話を聞きました。プロデューサーは船首に菊の御紋を入れることにこだわったのですが、制作当時は1970年代。終戦後はまだまもなく、太平洋戦争を想起させるものは厳しかった時代。菊の御紋ははずしたほうがよいというスタッフが多かったそうです。ですので、当時の資料を見ると、何も飾りがないヤマトの姿があります。

 

その中で、ある人が某プロデューサーに「菊の御紋に似たものでもよいか」「Yes」と話をとりつけ、反対派の人に「菊の御紋でなければよいのか」「Yes」となり、最終的には砲門として波動砲を置くことになったそうです。

 

今は自衛隊にも女性が多くなりましたが、当時は女性隊員として森雪という女性が乗艦するのも、猛反対。女性差別ということでは全くなく、

 

「女性や家族を守るために出て行くのに、女性が乗艦しては意味がない」

 

とのこと。

 

バブル期のあたりから、変わっていきましたが、戦争を体験した人の話を聞くと、どれだけ壮絶な体験をされたのか、想像もできません。

 

また、この船首はどこを向いているのか…

 

 

 

 

 

実は皇居なんだそうです。

そういえば、休職中、原宿の東郷神社で元気をもらっていたんでしした。

 

 

旧ロシアの戦艦の装甲をぶち抜いた弾(奥)とぶち抜かれた戦艦の装甲

 

 

三笠公園内になる給水槽

 

 

これがすごいんです。

 

 

 

なんと

 

汽車を

 

再利用…

 

 

 

 


 

 

当時は朝鮮半島を日本の領土としていました。その近くの旅順にロシアが進出したことで、日露戦争が勃発しました。

 

ご参考

 

 

それにしても、不思議なことに

 

世論は、太平洋戦争は否定するけど、日清戦争、日露戦争の否定はあまり聞かないんですよね・・・・。

 

 帝国主義のとどのつまりは、「自国の不足を他国に求めたということだ(搾取)」と思っているので、他国に求める前に何ができたか…が課題だと思います。その課題にはプーチンさんはしっかり向き合っていると思います。だから、経済制裁にもびくともしない。他国の影響を受けないことこそが大国なのではないかと思うこの頃です。そして、全世界で「自国の不足を他国に求めること(搾取)」の反省がない限り、戦いは続くのだろうとぼんやり思っております。

 

 

ところで、三笠公園は「旅好きが選ぶ!日本人に人気の美術館、博物館ランキングTOP20」に入っているそうです。