明日は待ちに待ったTENETを鑑賞!!
GACKTさんの感想によると、
「バックトウザフューチャー」+「ターミネーター」+(そして、なぜか)
「カメラをとめるな!」を合わせたような映画!!だそうです。
■関連リンク
今、各国で公開されている模様。
imdbのPhotoサイトを見て、ワクワクが止まりません。
予習ページが出ているので、鑑賞後のチェック用にリンクします。
(抜粋ここから)-----
つまり、『インターステラー』は現実的な重力と時間の関係性に依拠した物語であり、『インセプション』は個人の脳の電気信号で作られた夢世界における仮想的な重力とそれに引きずられた時間(これも脳内で形成された虚構的な時間に過ぎない)の関係性に準じた物語なのである。
ここまでの話をまとめると、以下のような図がかける。
(抜粋ここまで)-----
(抜粋ここから)-----
『TENET テネット』は、実際の現実世界で流れる時間を反転させた世界を描いた作品であるが、そうした時間反転という概念が、実は物理学のフィールドで十分に考え尽くされてきた概念であったことは、ノーランも喜んだことだろう。実際、『インターステラー』ほどではないにせよ、『TENET テネット』では物理学的な概念が物語にチラホラ登場する。そのためか、例に漏らさず『TENET テネット』も、ノーラン節が炸裂する難解なプロットになっているが、ここまで私の文章を追いかけてくれたノーランマニアなら、むしろ喜びを感じることだろう。
(抜粋ここまで)-----
以下のような用語が紹介されています。
■エントロピー
「この世界には1度進行したら元には戻せない現象が数多く存在する。混ぜたコーヒーとミルクを分離すること、車の横転事故を無かったことにすること、銃口から放たれた銃弾を銃内部の元の位置に戻すこと、これら全て自発的には不可能である。このような現象は【不可逆】である、と言われる。」
■物理法則における時間反転
「物理学的には投げたボールの軌道は、運動方程式という方程式によって表されている。この運動方程式が実は、時間の反転について対称な形をしているのが背景にある。「TENET」という言葉が前から読んでも、後ろから読んでも意味が変わらない対称な形をしているように、物理法則は「時間の向き」を区別しないということだ。
(略)
そしてエントロピーが増大する向きは時間の流れる方向を教えてくれる、ということにピンとくるだろうか。投げ上げたボールの例では、反転動画か否かを区別することは原理的に不可能であったが、ここまでに紹介した不可逆な例では、「エントロピーが増大している」方が現実の時間の流れに相当したものであるだろうから、その区別が可能になっている。裏を返せば、時間の進む向きとはエントロピーが増大する向きに等しいということだ。すなわち、【エントロピーを減少させること】は、【時間の進む向きを反転させること】と等しい。」
■反粒子
「このように「反粒子」は「粒子」に対するペアとして生成される粒子のことを指すのだが、この「反粒子」のことを物理学者のファインマンは「未来から過去に向かう粒子」と説明した。正直、このフレーズさえ知っておけば『TENET テネット』での当該場面は理解出来るのだが、もう少し補足しておこう。」
本番は眠らないようにノーラン監督の映画を予習済みです。
明日IMAXですが、スクリーンに飲み込まれないようにしなくては!!
ではでは。