緊急事態宣言が4月7日に発令されて、一番動揺したこと。
それは、
「AKIRAを見ることができない~」
「AKIRA」とは、それは1988年のアニメブームのさなか、公開された大友克洋監督の同名の漫画の映画。スピルバーグ監督やMATRIXのウォシャウスキ監督も高く評価。その35mmフィルムの映画をフィルム1コマごとをデジタルでクリアーにし、さらに音響には「5.1chをリミックスした音源に192kHzのハイパーソニック・エフェクトを活用した新規音源も収録! 5.1chをリミックスした音源に192kHzのハイパーソニック・エフェクトを活用した新規音源も収録! 」(オフィシャルサイトより)このハイパーソニックエフェクトについては、又吉さんがパーソナリティを務める「ヘウレーカ」(Eテレ)でも紹介されておりました。
これが、劇中、「これ」というところで使われるんですよね。超絶した何かを感じそうな…そんな感じです。
ときは2020年4月。東京オリンピックは延期がすでに決定。
AKIRAの世界でも…。
そして、緊急事態宣言…。
神奈川県は緊急事態宣言解除とともに、映画館も復活。ステップをふんで業種ごとに解除を進める東京とは違って、すべての業種で段階的に解除を行うという方針でした。ですので、東京よりは早く映画館の営業が始まっています。
今回は横浜ブルク13へ!!
10周年です。おめでとうございまーす。
■触媒抗菌システムだそうです。
入口ではサーモつきカメラで知らないうちに体温を計測され、アルコール消毒。※おねえさんが立っているところです。
座席は1席空けての予約。今日はレディースデーだったせいか、女性が比較的多かったですが、男性もそこそこいらっしゃいました。この映画が出てから生まれた人もいそうです。
★以降、ネタバレがあります。
見た当時は漫画が連載中だったこともあって、いろいろ割り切れないところが多かったです。
<当時、みたときの感想>
1.AKIRAが死んでた…。
→漫画では鉄雄の爆発の後、覚醒して、大覚アキラになってます。
2.タカシ(26号)、キヨコ(25号)、マサル(27号)の声が子供の声だったのが新鮮。漫画では老人の声を想像していました。
3.ミヤコ教のミヤコさんとネヅさんがあっけなく死ぬ…。
2時間の映画だから仕方がありません…😢。
また、当時は「バリバリ伝説」「湘南爆走族」少女漫画でも「ホットロード」、またバイクが出てくる漫画が多かった。ですので、バイクのライディング描写は手書きだけど、質が高いです。
当時割り切れなかった思いがありましたが、ダンボールの中に漫画が封印された(すみません)、30年後の今、当時よりも感動しました。また、今回びっくりしたのは、最後のエンドクレジットも手書きだったこと…。
そういえば、あの頃は、ワープロ(死語!!正しくは「ワードプロセッサ」)の文字は解像度が低くて、拡大するとガタガタでした。
この勢いで「幻魔大戦」も4Kにならないかと(こちらは角川書店)、ちょっぴり期待しています。
で、リベンジついでに、日常をちょっとだけ、取り戻しました。
■コーヒー豆
名前に惹かれて、「イエローブルボン」という珈琲豆を買ったら、珈琲店のご厚意で、一杯ごちそうになりました♪
やっぱりカフェで飲むコーヒーは茶碗がいいのでうれしいです。コーヒーを飲む習慣がヨーロッパで広まって、中国の景徳鎮や日本の有田焼といった陶磁器が広まったそうです。やっぱり、コーヒーは陶磁器がおいしい…と思います。陶器のマグカップだと、コーヒーではなくて、熱いオレかラテがおいしいかな…。
■映画館に近いDuckyDuckキッチンでランチ。
ブロッコリがごろごろ~。
■プチプラ~♪
100円ショップのSeriaでお買い物。
VIXXのファンだったら買うよねw?
握力がないから、ミニトングなどなど。
小さいことですが、いろいろ大きくリベンジできた1日でした。進むことしか考えていなかった昨年。今回のコロナで、立ち止まることを余儀なくされましたが、立ち止まったところで見つけた何かを糧に、前を向いて(リアルに「前を向いて歩いて」ほしい人がいっぱいいるけど…)いきたいと思います。
■参考情報