今年3月からNHKで日曜日23時~放映されていたBBCが2018年に制作した「レ・ミゼラブル」。冒頭に出てきたワーテルローの戦場を見て、ふと読みたくなったのが、池田理代子さんの「皇帝ナポレオン」
■1821年5月5日(あ、明日は没後199年!!)
セントヘレナで死亡したときのデスマスク
出典:http://www.ntv.co.jp/louvre2018/highlight/
出典:http://www.ntv.co.jp/louvre2018/highlight/
ナポレオン敗戦後、11814年に即位するルイ18世。
王政復古の中、アングレーム公夫人となったルイ16世とマリー・アントワネットの遺児、マリー・テレーズもパリに戻っているさなかの話。
※パリにいた期間:1814年4月29日~1830年7月革命まで約15年
物語の山場はナポレオンの腹心だったラマルク将軍の逝去後、起こった1832年の六月隆起。あの下水の中をマリウスを背負って歩くジャンバルジャンはなぜか「オペラ座の怪人」のエリックにも重なるところもあり…。
BBC制作の「レミゼラブル」と原作との比較、時代背景の考察については、以下のサイトが詳しいのでご参照ください。
レミゼラブルは1862年に執筆されたのですが、同時期、イギリスで執筆されたのは「不思議の国のアリス」(原型となる「地下の国のアリス」がボートの上で生まれたのは1862年…)
読んだ本の数:11
読んだページ数:1368
ナイス数:25
不思議の国のアリス (角川文庫)の感想
昔、別の会社の文庫本で読みましたが、昨年「不思議の国のアリス」展に行ったのがきっかけで再読しました。原文の韻まで訳出されようとしていて、より雰囲気がよくわかりました。巻末にはアリスに出てくる楽譜もあります。ピアノがあったら叩いてみたいです。
読了日:04月28日 著者:ルイス・キャロル
シネマ・コミック1 風の谷のナウシカ (文春ジブリ文庫)の感想
KINDLE版で出ていたので購入しました。今見ても新しいです。実はこの腐海の描写は、今の新型コロナに通じるものがあります。「きれい。マスクをしなければ、5分で肺が腐ってしまう森なのに」
読了日:04月20日 著者:宮崎 駿
皇帝ナポレオン(12)の感想
2020年3月からNHKで放送している「レ・ミゼラブル」を見て、ぜひ、全巻読みたくなりました。全巻読み終えて、ベルサイユのばらからナポレオンに続く一大叙事詩。また、フーシェやタレーランの暗躍ぶりは、私の稚拙な読書力では読み解けないものでした。なぜ、ナポレオン退位後、フランスが有利な条件でウィーン会議を終えることができたか、というのが、池田理代子氏の「皇帝ナポレオン」を読んで実感です。
読了日:04月20日 著者:池田理代子
皇帝ナポレオン(11)
読了日:04月20日 著者:池田理代子
皇帝ナポレオン(10)
読了日:04月20日 著者:池田理代子
皇帝ナポレオン(9)
読了日:04月20日 著者:池田理代子
皇帝ナポレオン(8)
読了日:04月20日 著者:池田理代子
皇帝ナポレオン(7)
読了日:04月20日 著者:池田理代子
皇帝ナポレオン(6)
読了日:04月20日 著者:池田理代子
皇帝ナポレオン(5)
読了日:04月20日 著者:池田理代子
皇帝ナポレオン(4)
読了日:04月20日 著者:池田理代子
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