【映画】#愛と青春の旅立ち で感じた ベトナム戦争の影 | いろいろといろ

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今年ラストになる「午前10時の映画祭」

1980年代の名作、「愛と青春の旅立ち」を見てきました。

 

ストーリーは、大きく3つ並行

・一兵卒で女に堕落した父を超える息子

・海兵隊の厳しい訓練

・町で知り合った女性との恋愛

 

 

 

 

この映画の裏にはヴェトナム戦争の影がちらほら。主人公のザックの父もベトナム戦争のためフィリピンに駐屯していたようですし、その間に女や薬に溺れて、家庭を顧みなかったようです。また、黒人軍曹のフォーリー教官のランニングのかけ声に心がとまりました。

 

ナパーム弾をぶち込め!」

 

字幕でも目をむいたけど、実際にIMDBでもそのセリフが紹介されていました。

https://www.imdb.com/title/tt0084434/quotes/?tab=qt&ref_=tt_trv_qu

 

 Flying low and feeling mean; Spot a family by the stream; Pickle a pair and hear them scream; 'Cause napalm sticks to kids!

 

 

ちょうど読んでいたこの巻に出てくる久能 整くんの言葉を思い出しました。

 

 

 

「自国では殺してはダメでも、他人の国には空爆OKのひとたちもいる。その人たちは子供になんて説明しているんだろうと興味があります」

 

 

もしかすると30年以上たった今も、「命令があれば、(兵士も民間人も関係なく)弾を打ち込む」という刷り込みされているのか…と思い、ぞっとしました。

 

 

多くの国で徴兵制があるけど、実際のところ、どうなんでしょうか…