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昨日、無事退院してまいりました。もうおとといになりますが、気になる記事がありました。

 

(以下引用です)
 
 韓国大統領府のスタッフは500人体制で、米国のホワイトハウスに比べて100人以上多く、また秘書室の予算は現政権ではじめて900億ウォン(約90億円)を上回った。しかしやっていることは今回のような初歩的なミスばかりだ。これでは気が緩んでいるという以前に、大統領府の能力そのものがこの程度と考えざるを得ない。現政権は長い経験と能力が検証された外交官たちを「積弊」などとレッテル貼りして追い出し、コード(政治的理念や傾向)ばかりを重視して新たなスタッフを選んだ。外交も一定の戦略に基づいてディテールをチェックするのではなく「ショー」にばかり力を入れている。最近になって相次ぐあり得ないミスはその副作用全体のごく一部だろう。
 
(引用ここまで) 

現政権は長い経験と能力が検証された外交官たちを「積弊」などとレッテル貼りして追い出し、コード(政治的理念や傾向)ばかりを重視して新たなスタッフを選んだ。

だいたい、政権交代時にすったもんだすることはよくある話ですが、この社説で言われているように、経験あるスタッフをみんな更迭しちゃったんですね。「きっと、大統領の言うことに難色を示したからではないか」と想像してます。
 
こんな風な惨状になっちゃうんですね…。
さて、今日のニュースランキングです。
 
 
三面記事ばかりの日本と違って、相変わらず政治関係の記事が上位を占めていますが、なんと、イチロー引退が韓国でも大きく報道されています。
 
(3月25日追記)
以下の記事にも詳細があるのでメモで追記します。
 
(抜粋ここから)
ある元大使は「大統領が海外を訪問する時は簡単なあいさつの言葉も2・3回は入念に確認して万全を期すのが外交の基本だ。システムがずさんで儀典チームの専門性も下がっているため、あきれたミスが繰り返されているのだろう」と語った。韓国大統領府の儀典が基本原則よりも、人に見せるための「ショー」に重点を置いた結果だという指摘もある。元外交部次官は「韓国大統領府と外交部の儀典における共同作業そのものがうまくいっていないことを象徴するものだ。専門性・責任感・綱紀が総体的にずさんだ」と批判した。 
(抜粋ここまで)
 
実態が伴わないショーほど悪印象を与えるものはないのですが…。