【J-POP】kalafina 解散と関係者のメッセージ | いろいろといろ

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私がkalafinaを知ったのは、ごく最近だ2016年のソング・フォー・ユーでの特集をみてからでした。そのときに流れたMagiaにやられちゃいました。


あの頃は(今も)、パンチの効いたそして情感のある、神秘的な女性ヴォーカルに飢えていました。そのぽっかり空いた穴にすっぽり入ったのはKalafinaでした。

バックについているスタッフの方々も素晴らしくて、コンサートでスタッフにあれだけ温かい拍手が送られたコンサートは、初めてでした。

ところが、昨年な2月、所属事務所のスペースクラフトからプロデューサーの梶浦由紀さんが契約満了で退社され、4月にはkeikoさん、9月にはhikaruさんが脱退され、事実上、活動が難しい状態が続いていました。

いつかは…と思ってましたが青天の霹靂。

スペースクラフト:Kalafina解散について

(引用)
その後弊社では、Kalafinaについて、活動再開を含め、あらゆる可能性を検討してまいりました。 しかしこの度、Kalafinaとしては、活動を再開する事は困難であると判断し、改めてKalafinaの解散を決断し、お知らせするに至りました。

これまでKalafinaを応援していただき、活動再開を待ち望んでいらっしゃる多くのファンの皆様のご期待に沿えず、大変残念に思います。
(引用ここまで)

■梶浦由紀さんのコメント

(抜粋)
このユニットを「Kalafina」と名付けた日の事は今も記憶に鮮明です。(我ながら中々ステキな名前をつけられたな!と思ったのです)以降の10年は、メンバーにとっては、新たな「歌」の形と取っ組み合うようなチャレンジの日々だったかのではないかと思います。3人の奮闘により「他には無い音楽」を皆様の元へお届け出来たのではないかという自負もございます。そしてその取っ組み合いの日々を続けて来られたのは、3人の音楽に耳を傾けて下さった皆様、お一人お一人に支えて頂いてのことでした。

おそらくKalafinaの音楽は、ただ聞くだけでなく皆様が何かしらの……想像力を働かせ、貴方ご自身の物語を一緒に紡ぎながら、楽しむようなものであったのではないかと……思っております。

昨年、私たちが出した1つの決断は“少し歩みを止め、それぞれの音楽人生を歩もう”でした。

ご報告がこのタイミングになってしまったことは、本当に申し訳ない気持ちですが、どうか私たちが選んだ道を見守って頂けたらと思います。そういった感覚がとても強いのです。共に音楽の世界に遊んで下さったこと、本当に、ただ、ありがとうございました。
(抜粋ここまで)


(抜粋)
昨年、私たちが出した1つの決断は“少し歩みを止め、それぞれの音楽人生を歩もう”でした。
ご報告がこのタイミングになってしまったことは、本当に申し訳ない気持ちですが、どうか私たちが選んだ道を見守って頂けたらと思います。
(抜粋ここまで)






梶浦由紀さんが書いているように、「ただ聞くだけでなく皆様が何かしらの……想像力を働かせ、貴方ご自身の物語を一緒に紡ぎながら、楽しむようなものであったのではないかと……思っております。」というのは、言われてみて実感してます。一つ一つのコンサートで、光をもらっていたように思います。それは、数をこなせば、得られるかというと、そうでもなく、きちんとそれぞれのコンサートに歌い手やオケのメンバーの心に近づこうとしたときに、得られた感動でした。

感動、新しい音楽の楽しみかたをくれたユニットです。いままで活動を続けてくれて、ありがとうございます。


そして、またいつか、kalafinaのハーモニーを聞くことができますよう…🌠。