今年、中金堂が落慶した興福寺に詣でました。年末の静かな佇まいが好きなんですが、最近は観光で訪れる人が多くなったようで。
建立されたときに思いを馳せると…
拝観し(ちなみに拝観料 500円)、御朱印をいただいて、まいりました。下のパンフレットに伽藍の説明が書いてあります。吉祥天は1月1日~7日のみの公開です。今回は、残念ながら一日違いで拝見することができませんでした。

■そして。今回は南円堂にもお参りしてまいりました。
「南円堂」の南の文字、まるっとして素敵~😍!。今回、詠歌もいただきました。
「春の日は南円堂に輝きて、
三笠の山にはるるうすぐも」
詠歌の意味の資料をいただきましたが、「かつて春日社と興福寺は一体で南円堂後本草は春日社一宮の本地仏ともいわれ、尊崇される」とあり、びっくり。また、「この仏の御威光を大きく身に受けたならば、私たちを時に覆う薄雲、叢雲もやがて晴上っていく」とあり、ありがたい歌です。また、ここでいただいた散華は9番「善」でした。
■今回いただいたご朱印
※ちなみに3回並びました。
すばらしい言葉、字体に勇気をもらいつつ、心を整理し、来年につなげていきたいと思います。
(追記)
印にある梵字を調べてみました。
サイト:
http://www.ne.jp/asahi/choonji/namo/font.html
「三尊五仏六観音等」
http://www.ne.jp/asahi/choonji/namo/3zon.jpg
「中金堂」「令興福力」にある梵字は右上の「パク」
「一言観世音」にある梵字は右下の「十一面」、「千手観音」は右下の「千手」ですね。