先月はエンのミュージカル「Interview」に出てきたエドガー・アラン・ポーの「告発する心臓」を探して、それまでの著作を読み漁りました。特に「落とし穴と振り子」の著作で中流、下層階級へのナポレオンの改革や産業革命の影響がそれまでの絶対王政を覆す動きを感じました。
10月の読書メーター
読んだ本の数:15
読んだページ数:1027
ナイス数:35
カメラはじめます!の感想
カメラについて、もう少し用語を知りたいと思い、購入。もどかしいところを分かりやすく書いています。初心者の方にはおすすめです。
読了日:10月23日 著者:こいしゆうか
落穴と振子の感想
スペインの宗教裁判で有罪となった主人公が経験する刑罰の始終です。最後、ナポレオンの部下 ラサール将軍に救出されます。それはおそらく1808年の半島戦争の頃だと思われますが、そういう結末になるほど、ナポレオンは庶民から英雄視されていたんだなぁと思いました。この作品が書かれたのは1842年。1840年に遺骸がフランス本国に返還されたことで、フランスではナポレオンを慕う気持ちが民衆の間で高まり、ナポレオンの栄光を想う感情が1848年の第二帝政につながっていきますが、そのときの気運を反映しているのかと思いました。
読了日:10月19日 著者:エドガー・アラン・ポー
ウィリアム・ウィルスンの感想
語り手の性格や所業には全く共感できず。でも、ウィリアム・ウィルソンが語り手にそっくりというところから、もしかしたら、ドッペルベンガーを描いているのかなぁと思い、読み進めた一冊。
読了日:10月19日 著者:ポー エドガー アラン
マリー・ロジェエの怪事件
読了日:10月19日 著者:ポー エドガー・アラン
病院横町の殺人犯
読了日:10月19日 著者:エドガー・アラン・ポー
盗まれた手紙[Kindle版]
読了日:10月19日 著者:エドガー・アラン・ポー
早すぎる埋葬
読了日:10月19日 著者:エドガー・アラン ポー
メールストロムの旋渦
読了日:10月19日 著者:エドガー・アラン・ポー
モルグ街の殺人事件
読了日:10月19日 著者:エドガー アラン ポー
マリー・ロジェエの怪事件
読了日:10月19日 著者:エドガー・アラン・ポー
黄金虫の感想
小学生時代によみましたが、この年になってよく読むと、ルグラン先生はユグノー一家の子孫だったのかなど、新しい発見がありました。舞台になっているサウス・カロライナ州、ニューオーリンズにサリバン島にあるモールトリー要塞に勤務したことがあるとのことでした。なお、ポー存命中、舞台化までされたのは、この作品だけだそうです。
読了日:10月19日 著者:エドガー・アラン・ポー
アッシャー家の崩壊の感想
「早すぎる埋葬」と一緒に読むと、この時期、そういったことが多かったのかなと思います。老朽化した古城の中のゴシックホラーを想像して、恐ろしくなりました。
読了日:10月19日 著者:エドガー・アラン・ポー
黒猫
読了日:10月19日 著者:エドガー・アラン・ポー
サライ 2018年 11 月号 [雑誌]の感想
フェルメール展にちなんで、フェルメールの全作品を紹介。これを読んでフェルメール展にいくと、より理解が深まるのではないでしょうか。
読了日:10月18日 著者:
きまぐれロボット (角川文庫)の感想
ボッコちゃんに続いて、読んだのがきまぐれロボット。ロボットの話が多い短編集です。このようなロボットの発想はやはり昭和の高度経済成長が背景にあるのかなという印象を持ちました。
読了日:10月03日 著者:星 新一
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