【ひとりごと】#伊勢物語 #業平朝臣 #原雅人 | いろいろといろ

いろいろといろ

「いろいろ十色」ちょっとした振り返りのためのブログです。
※何かお気づきの点がありましたら、メッセージ(左メニュー「メッセージを送る」)でご連絡ください。
※特別な記載がない限り、記事と画像の転載はご遠慮ください。

ヘアサロンで読んでいたクレアに原 雅人さんが面白い和歌を紹介してくれていました。

 

君や来し我やゆきけむ 

おもほえず夢か現か 寝てか覚めてか

 

出展:伊勢物語

在原業平が伊勢にて斎宮にいいよるが、結局何もなく、夜が明けて斎宮から来た唱なんだそうです。

 

ざっと訳すと、

 

「あなたがきたのでしょうか。私がうかがったのでしょうか。夢だったのかも現実だったのかも、寝ていたのか覚めていたのかもわかりません。」

 

#本来、斎宮は神様にお仕えするお方ですからね…にやり

 

 原さんがCREAで上の歌でこんな指摘をしていたのがおもしろくて。

 

「夢とうつつ」、「寝ているか、覚めているか」を対比していることで、いっそうその境界があいまいになる…。もしかすると「うつつ」としているものは、実は形になっていたものではなくて、後世になって「現実」という形をとったのではないか。

 

 

 

 

 

うろ覚えですが、こんな考察が書いてありました。

 

#私の場合、正反対のものを並べると、より差が際立つと思うのですが(例えば、白と黒、背が高い人と低い人など)、それは視覚的な見方なんでしょうね。

 

 

 

 

というと、今、私の心にひっかかるのはマイブーム、VIXXの「桃源境」。

 

彼らはどんな物語をもって、あの歌詞を選び、あの振り付けにしたのでしょうか。

 

ただ、憧れの人を思う男の姿を描いただけだとしたら、ちょっと寂しいな…と思うのですショック

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狩の使(伊勢物語) 【グレゴリウス講座】

【カナルビ/歌詞/和訳】VIXX - 도원경(桃源境)