本日は、母の希望で奈良県天理市にある石上神宮に詣でました。日本書記にも出てくる伊勢神宮と並んで、日本最古の神宮のひとつです。
JR天理駅からは3キロちょっと。行きは徒歩でしたが、帰りはタクシーをお願いしました。
■重要文化財 楼門
■楼門の木額「萬古猶新(ばんこゆうしん)」
二重の正面に掲げてある木額の「萬古猶新(ばんこゆうしん)」の字は、明治・大正の元老として有名な山縣有朋(やまがたありとも)の書だそうです。
■拝殿
お正月のお供え物でにぎわっています。
公式サイトによると、かつては本殿がなく、拝殿後方の禁足地(きんそくち)を御本地(ごほんち)とし、その中央に主祭神が埋斎され、諸神は拝殿に配祀されていました。明治7年、菅政友(かんまさとも)大宮司により禁足地で発掘作業がされましたが、このときにご神体の「布都御魂剣」(ふつのみたまのつるぎ)と、「七支刀」(しちしとう、ななつさやのたち)という剣が発掘されたことを契機に、拝殿が造営されたのだそうです。軍事を司った古代豪族「物部氏」が祭祀し、大和政権の武器庫としての役割も果たしてきたと考えられているそうです。
■楼門を出るとまたお社があります。
■出雲建雄神社拝殿
以下のサイトからの説明です。
天理市にある古社『石上神宮』は、廃仏毀釈によって廃絶した「内山永久寺」と繋がりの深いお社です。ここから移築した『出雲建雄神社拝殿』は、建物の中央が「馬通(めどう)」と呼ばれる土間になっている貴重な建築物で、国宝に指定されています。
■出雲健雄神社
由緒:出雲健雄尊の草薙の神剣御霊がいらっしゃるそうです。
■手水所
■神の使いとされる鶏
今読んでいるユング関係の書籍では「鳥」は魂の象徴としている説があります。古代から同様だったのでしょうね。
■御朱印をいただいてまいりました。
この神社の由緒を調べたら、鳳大社にも行きたくなってしまいました
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