
家のこと、もろもろのことが片付いたので、TOHOシネマズのフリーパスポートを持って今日は映画三昧でした。クリスマスにこんな単館系の映画なんて見る人はいないだろうと思っていたところ、実際入ってみるとほぼ満席でした。
#カップルで見る映画でもないのに(汗。
■今回見た映画のオフィシャルサイト
マイルス・デイヴィス 空白の5年間

(オフィシャルサイトからお借りしました)
入社した当時、テニス部のイケメンな先輩が絶賛していたのを斜めに聞いていましたが、今回映画で初めて、まじまじ見て、演奏を聴きました。映画の中で「実は」というのが描かれるのですが、「天才」とされる人物のあまりの人間臭さ(「それはわがままだ」って思うが…)、自分の猜疑心からなる底なし沼に足をとられて沈んでいく彼に手を差し伸べたのは、音楽。
ラストの今もご存命の本人が演奏されるジャズセションは必見です。
1926年生まれだというのに!!
アイインザスカイ

(オフィシャルサイトからお借りしました)
自爆テロ犯を捕獲するために、ドローンで追跡。ところが、まさに自爆作戦を立ててそれを実行しようとしているところ。被害をくいとめるために、ミサイルでの攻撃を検討するが、まさにそこに一人の少女がパンを売り始め、少女かこれから起こるテロかの選択を作戦側は迫られる。
作戦を立てる際に首相や関係者の承諾はとりつけているはずが、新任の若手女性政治家が「80人の自爆テロが起こったというほうが、宣伝戦には勝つ」と言い出したり、やっとこさ、関係者(外務大臣、大統領、国務長官など)と連絡をとったら、子供が付近でパンを売り始めて動かなくなる。いったんパンを買い取るのですが、途中で反乱軍に見つかり、パンを道にばらまいてしまう。子供は地面に落ちたパンを拾ってまた売り始める。。。という手に汗握る展開でした。
かわいそうなのは、実際に実行させられる側の末端の人間。トップの決断が遅かったために、この人たちは無実の子供の命を奪ってしまうという罪をかぶってしまいます。
この映画のテーマを描く背景にあるのは、最近のISによる自爆テロの脅威ではないかと…。犠牲になった方々のご冥福をお祈りしながら、何ができるのかを考えてしまいました。
ではでは。