【K-POP】#VIXX #マタハリ 千秋楽公演 感想 | いろいろといろ

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2016年6月12日 14:30~ 3月からのマタハリ公演がこの日千秋楽を迎えました。

 

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@RealVIXX: 私はロビクだ。 #アルマン としてのミュージカル #マタ・ハリ 最終公演を終えた #レオ 要員の姿である。3月から今日までお疲れさまでした!そして 星の光要員たち、ありがとうございました。アルマン、さようなら。

 

 

leo_jungtw グッバイ アルマン グッバイ マタハリ

#マタハリ thankU #starlight

 

■最後のキャストボード

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 5月に見た時よりも、成長した舞台を見ることができました。今回、手慣れた感じで一幕前半は流していた感じ。最初の乱闘シーンは短めでした。殴られて、ほほを抑え込んでうずくまるシーンの後、そのまま演技が続いてました。そして、その場のレオが歌を決めたとたん、なぜか爆発音が入り、音響は一切入らなくなるというトラブル。 でも、そのまま顔色は一切変えず、演技を続けていたのはさすが。でも前方にいたので、生の声を聞けたのはちょっとうれしかったかな。
 
 私にとってのトラブルは、あの飛行機の一本釣り。もうもうとするドライアイスに埋もれ、ブリブリ効果音もマタハリの声にかぶらなかったので、やっとマタハリの心情に共感できました。でも、ドライアイスは相当だったようで、客席もくもっていました。
 
 #勝手なけがをしたのは、このときかなと想像してます。前方が見えなくて、段差で足をひっかけたとか、ドライアイスに隠れた飛行機のセットにつまづいたとか…。想像した根拠は、今回はなかなか飛行機が出てこなかったこと。5月までだったら、格納庫のセットが上がったとたん、アルマンの乗る飛行機が下手向きに出て、回転し、最後にカツオの一本釣りという流れだったのですが、下手向きの飛行機の姿はなく、いきなり、カツオ一本釣りでしたから。


■レオの成長を感じたところ
 
  ・死地に赴くアルマンの覚悟
 
    5月にみたときよりも、兵士としてのアルマンの姿がリアルになったように思います。逃亡しようとした兵士が実はヴィッテルで死に、今から自分もその地に赴くことへの覚悟を、彼が残したクルスを祈るように握りしめることで、彼の無念を感じることができました。
    あの祈るような演技から、彼がなんとか生き残って病院に搬送されたのも合点がいきます。「絶対あきらめない」というのは、いうのは簡単ですが、人の死と真剣に向き合わないと、その意思は固まらないと思うのです。
 

 ・マタハリへの愛情
 
 レオの成長を感じたのは、どんどんマタハリに惹かれていく自分に気づくところのあたりの表現方法でしょうか。今までは第一幕前半で体力と気力をを使い切っている感があったのですが、第二幕の見せ場、本人もイベントでいってましたが、病院のシーンの感情表現がこまやかになりました。わざわざ遠くからきたマタハリを抱き寄せる所作など、本当に愛情がこもっている感じがしました。4月の頃はやたら声ばかり大きかった言い回しも、相手の言い回しに合わせてアルマンの後悔やら悔しみやらの感情の波を表現していて、【内容はわからないけれど】、伝わってくるものが大きかったです。
 
 
 
 その後の裁判のシーンでは、アルマンの登場の意味合いが格段に昇華されていました。
 
 4月、まるでマタハリを助けにきた「絵に描いただけのかっこいいだけの白馬の王子様」。今だから書けるけど、このときは心の中では「サラリーマンNEO」のセクシー部長を思い出して、失笑モードの私でした。(本当にすみません)
 
 5月、自分の理解が深まったからかそれなりに見えました。
 
 千秋楽、愛する人を思い、彼女を支えたいと寄り添うアルマンの魂を感じました。その幻はマタハリが狂気の中でみたものではなく、アルマンの魂が彼女の傍にいるのを感じさせてくれるような演技でした。
 
 最後は、5月ではあっさりマタハリはアルマンの手を離し、アルマンは一仕事終えた感じで舞台下手に去っていったのですが、今回は違ってました。スヒョンさんがなかなかアルマンの手を離さず、アルマンも名残りおしそうに去っていったのが、印象的でした。
 
 
  最後のマタハリの熱唱。感極まったのか。歌い終わったあと、そっとなみだぐんでいたスヒョンさん。
 
  最後、銃声の音がして、アルマンのオルゴールの旋律がムーランルージュの旋律に重なって、長い間のマタハリというお祭りは終わりました。
 


  終了は17時25分。
マッコンの割にはあっさりとしたカーテンコールでしたが、スヒョンさんの涙が印象的でした。今から思うと、このときレオは足をひきづっていたように思います。前回は拳固で挨拶していましたシン・ソンロクさんとは抱き合っていました。
 
  今回は、4月から6月まで、約1か月おきにこのミュージカルを見ました。段階的に俳優さんがたの役に対する解釈の深まり、演技の成長を見ることができて、「舞台ならでは」何かを見ることができて、いいミュージカルを見る機会をもらってよかったと思います。役者さんがたの演技の微妙な違いもとても面白かったです。最後にオク・ジュヒョンさんとキム・ジュンヒョンさんのハーモニーをもう一度みたい衝動にかられています。来年、世宗文化会館での再演も決定したそうです。
 
  今回の公演は、レオの事務所の代表もきていたようで、インスタグラムに写真がアップされていました。
 
 
 
今回のレオの出演は成功でしたよね。きっと、いろいろなところから、引き合いがきていると思います。願わくば、2枚目俳優だけではなく、3枚目、悪役、汚れ役もやって演技の幅を広げてほしいなと思います。
 
  役を固定されて、消費期限がきれたかのように仕事が来なくなった俳優さんをたくさんをみてきています。ファンとしては、別の顔を見る勇気ももっていたいと考えています。また、彼らには、家族関係やグループの関係がいいので心配していないのですが、これからも私利私欲の強い人、自分のプレゼンスを上げたい人にに影響されず、人とのつながりを大事にして自分の道を歩んでほしいな…と思います。