【モブログ】2015年お礼参り~興福寺~ | いろいろといろ

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 2015年大晦日、奈良の興福寺と唐招提寺にお礼参りにいってきました。
今回も近畿日本鉄道|奈良・斑鳩1dayチケット。一人あたり500円はお得になりました。
まずは終点の奈良駅までいって興福寺。
 おすすめのルートとは真逆で国宝館から参詣し、まずは阿修羅様に会いにいってきました。
 


覚えたいと思っていていつも覚えられないのが八部衆。以下過去のブログから引用です。




・人の体にカラスの頭を持った迦楼羅(カルラ)

・財宝神毘沙門天(びしゃもんてん)の家来、または帝釈天(たいしゃくてん)宮の音楽神で右手が消失してしまい、何をもっていたのかわからなくなっている緊那羅(キンナラ)

・八部衆の「龍」に相当します。水中の龍宮に住み、雨を呼ぶ魔力を持ち、釈迦誕生の時には清浄水をそそいで祝ったといわれる沙羯羅(サカラ)

・帝釈天(たいしゃくてん)宮で簫(しょう)を吹き、音楽を流して諸神を供養します。天界の神酒ソーマの番人、また東方の守護神持国天(じこくてん)の家来ともされます。
像は正面を向き、頭上に獅子の冠をかぶり、静かに目を閉じている乾闥婆(ケンダッパ)

・炎の髪をもって、口を開け、歯をのぞかせている鳩槃荼(クバンダ)。八部衆の「夜叉」に相当するそうです。一番怖い神様なんでしょうね。

・畢婆迦羅(ヒバカラ)。中年から壮年の姿です。八部衆の「摩ご羅伽(まごらか)」に相当し、大蛇ニシキヘビを神格化したともいわれます。音楽をつかさどる神で、横笛を吹き、諸神を供養する役目を持っているそうです。

・陸で最大の動物である象の冠をかぶった五部浄。この像は胸から下が失われていて、詳しくはわかりません。でも、ガラスごしに間近で見ると、まるで生きているようです。





次は東金堂


ここでは、住職様が納経にこられて、あらがたい誦経の声をバックにご本尊を拝むことができました。

■五重塔




その前の平成30年に落慶予定の中金堂


■南円堂






今回は次に唐招提寺に詣でるため、ここで引き上げました。


■関連リンク
興福寺オフィシャルサイト
近畿日本鉄道|奈良・斑鳩1dayチケット エリア&施設のご案内

■過去ブログ
【ミーハー】興福寺境内整備計画~今年の文字
【ミーハー】法相宗大本山 興福寺の阿修羅像