1933年から80年あまり御堂筋のシンボルだった大丸心斎橋店本館がいったん2015年12月30日をもって閉店することになりました。この光景をみるの今日限りです。いつも外観をめでるばかりで通り過ぎてばかりだったのですが、今日は中に入ってみました。
■大丸本館 全景
■入口アップ
まるで幾何学のモチーフの中に鳥獣戯画のような兔と亀のようなモチーフがあります。まるで欄間のようにも見えます。当時の日本家屋の造りを模したものなんじゃないか…と思われます。
■大の字
大丸のオフィシャルサイトによると「大という字は、一と人を合わせたもので、丸は宇宙・天下を示す」ことから、天下第一の商人であれという業祖・下村彦右衛門正啓の志と決意が込められたものと伝えられているのだそうです。
■内部にはいり、入口天井
■大理石の階段
■その近くにあるもう使われなくなった水飲み場
■17時を過ぎると、最後の点灯。
8階では今日まで大丸回顧展が開催されていました。設計者のウィリアム・メレル・ヴォーリスさんの生涯、当時のデザイン画などが展示されておりました(いずれも撮影禁止だったため、撮影せず)
長い間御堂筋のシンボルであり続けた大丸ビル。開館は2019年になるそうです。
■関連リンク
オフィシャルサイト
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