まさこさん、ありがとうございます。
■100回再生リスト
今回のMVは、メッセージ性が高いと思います。その要因はやっぱり同じグループのラビの存在かも。いろいろな細かい絡みがあるけれど、お互いに深い信頼関係がなければ、撮影できないものばかり。レオは無表情なようでいて何かを訴える雰囲気が強い人。彼の雰囲気がかもすメっセージをきちんと受けて昇華するには、やっぱりラビが一番相性がよかったのかなと。
まずはこの女性はひどいひとだと思いません?昔の男に結婚式の招待状を渡すような女性って無神経にもほどがありますよね。最初、MV見たときは、「こんな人と別れて正解だよ~」と思いました。
でも、そんな無神経な彼女にひかれているのが、ラビが演じる「ペルソナ」(パーソナリティーと書くべきなんでしょうが、ユング的にペルソナと書いてみた)なんでしょうね。レオが演じる「彼」の本質には、狂暴で後先考えずに流されやすい「ラビ」的な部分があるんだろうなと思いました。
■「ラビ」をのぞき込む悲しげな瞳

■「ラビ」のささやき

■「ラビ」を抑え込むレオ

このシーン

レオが「ラビ」を羽交い絞めにして、受け入れて、二人が闇に溶けていく感じがいい…。
これは二人の呼吸が合わないと、こんな映像にならないと思います。
ラストは「卑怯なLiar」と結んでいますが、それは彼の葛藤の末の結論なんでしょうね。
ところで、前回の「花びら遊び」(私の見方はこちら)と合わせてみるとまた別の解釈もできそうな感じです。有名なO・J・シンプソン事件からヒントを得て制作されたデビッド・リンチ監督の「ロスト・ハイウェイ」という映画に似た解釈をすると、また意味深。
あんまり書くと、どんどん横道にそれていくのでここでは詳しくは書きませんが、1点だけ。
実は、レオのメロディアスな声にラビのラップというのは、ちょっと相性的にはどうかと思ったのです。でも、「ロスト・ハイウエイ」を思い出したとき、きっとこの「ロスト・ハイウエイ」にあるようなスピード感を出すという試みもあったのかなと思いました。そうなると。またMVやパフォーマンスが楽しみになり…

身勝手な解釈を投げて、書き逃げます~

ではでは。
■関連リンク
オフィシャル動画
100回再生リスト
ロストハイウェイ 予告