#すみません、本屋さん。
最近の書店数が日本著者販促センターに出ていますが、1999年の店舗数は22,296でしたが、2014年は13,943( ※2014年5月1日現在)。大幅に減っています。私の最寄駅の本屋さんもなくなりましたし、実家のほうでもなくなりました。Amazonといったサイトで購入するか電子書籍というのが最近の流れなんでしょうか…。でも、情報の発信地として本屋さんにはがんばってほしいです。
2014年の読書メーター
読んだ本の数:34冊
読んだページ数:10747ページ
ナイス数:284ナイス

小学生のときに小松左京の「お召し」を読んだことがあります。とおい世界の話だと思っていたら、この荒唐無稽な話を萩尾望都が漫画化。2033年3月21日の春分の日の大雪の日、18歳以下の子供の世界awayと大人の世界のhomeに世界が別れ、子供と大人が別々に生活することに!!第1巻はその世界の説明で終わっていますが、一気に引き込まれました。よくできた子供達の話なんですが、実は東京震災後、「自分のことは自分で守る」という教育方針で教育された子孫の世界だという設定が、展開にリアリティを与えています。
読了日:12月5日 著者:萩尾望都

対局中の脳にある次元を超えた棋譜。変化する状況に応じ、相手の打つ手を読み戦う臨場感に、ページをめくる手をとめられませんでした。第8局、恋人の理紗、まだ見ぬわが子だった1つ目を失った後、塚田の脳内に広がったヘキサグラムを感じて思ったのは、まさに勝ち負けにこだわり、大事なもの(愛とか信頼関係とか)を見失った身勝手なワーカホリック気味な人間の心理なのかもと思いました。そして、数年後、見失っていた大事なものを求めるために、もう一度ダークゾーンに戻っていく塚田に少しだけ救いを見たような気がします。
読了日:11月30日 著者:貴志祐介

非現実な世界の話から始まりますが、ぐいぐいとひきこまれていきました。引いたり押したりで、対決は2勝一敗、どきどきしている間に上巻読了。。。、
読了日:11月27日 著者:貴志祐介

中巻から下巻と一気に読み終わりました。あまり想像したくないリアルなクリエイチャー…。文字面だけでも、それらが相当リアルに襲ってくるのは、相当の世界観で著者が描いているのがその理由だと思う。でも身の毛もよだつような描写があっても、貴志さんの作品には、「人はなぜ悪になれるのか」「善は本当に善なのか」という問いかけがどの作品にも一貫して流れているからではないかと思います。また、危機に直面した人間の陥りやすい心理的な罠にはいつも勉強させられます。
読了日:11月3日 著者:貴志祐介

読了日:11月3日 著者:貴志祐介

やっと世界観を理解。バケネズミの集落闘争に巻き込まれたところで中巻に~。
読了日:10月14日 著者:貴志祐介
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読了日:9月29日 著者:渡辺多恵子

読了日:9月29日 著者:渡辺多恵子

今回の新訳、レイ・ブラッドベリの独特な詩的な文体のイメージを損なうことなく、美しい日本語で語られていて、感動しました。一番の心にずっしりきたのは、主人公 昇火士モンターグの言葉。「太陽は毎日燃えている。太陽は時間を燃やしている。(略)だから、俺がほかの昇火士といっしょになってものを燃やし、太陽が時間をもやしていたら、何もかもが燃えてしまうことになるではないか」 だから、本という形をとらなくてもいい。最悪、誰かの記憶にだけでもその世界をとどめないといけない。…と考えると私たちの記憶にこそ、価値があるのかも。
読了日:9月11日 著者:レイ・ブラッドベリ

ためしに1巻を手に取ってみました。落語の世界はあんまりよくわからないのですが、この本を読むと寄席に行きたくなりました。
読了日:9月6日 著者:雲田はるこ

トミーとタペンスシリーズで一番有名なお話ではないかと思います。私が最初に呼んだときは「マザーグース」を絡めた推理小説を全部読むぞ~と思ったのがきっかけでした。今、改めて読みましたが、世界第二次大戦当時のイギリスの緊張した様子をほのかに感じつつ、2人のほほえましいやりとりに心を緩ませるという感じでした。特に物語のキーとなるベティの描写がとてもかわいらしく、ラストについてもにんまりしてしまいました。
読了日:9月1日 著者:アガサ・クリスティー

この夫にこの妻あり…なんてな夫婦探偵。小説の会話のテンポがよくて、トミーは広川太一郎さん、タペンスには池田昌子さんの声が読んでいる間ずっとしていました。このお二人で朗読してもらえたら、楽しかったかも…なんていう小説です。
読了日:8月4日 著者:アガサ・クリスティー

読了日:7月10日 著者:アガサクリスティー

読了日:7月5日 著者:小畑健

読了日:7月5日 著者:小畑健

読了日:7月5日 著者:アガサクリスティー

読了日:6月21日 著者:アガサ・クリスティー

まだまだ女性の社会進出ができなかった時代に、社会主義に傾倒した花子の父の夢、教育の機会均等という夢が彼女の人生に学問という道をつけ、そして彼女の功績の数々のおかげで今の日本の女性社会があるように思いました。一番印象に残ったのは最後の章のこの言葉。「人生にはおもいがけないさまざまなことが起こる。無理を通せば誰かを傷つけ、あるいはどこかでいきづまる。花子はモンゴメリの作品こそ「非凡に通じる洗練された平凡」であり、ゆっくりではあるが、着実に多くの人々を幸福にするメッセージが込められていると確信していた」
読了日:6月19日 著者:村岡恵理

統計的思考という名前のとおり、統計方法をどう使うかというセンスのあり方を現実的な事例を通して、解説してくれる本。方法論が先にくると重たくて読み進めませんが、現実にどういう仮説を立てて、進めていくべきかということにひらめきを与えてくれます。今回、電子書籍だったので、必要なシーンで活用していこうと思います。
読了日:6月1日 著者:水越孝

読了日:5月27日 著者:萩尾望都

萩尾望都様の新境地。17世紀のフランスとイギリス。カトリックとプロテスタントとの諍いがどんなに激しかったのか、王妃マルゴを読んで、初めてわかったような気がします。続きが楽しみでなりません。
読了日:5月25日 著者:萩尾望都

韓国のK-POP Boys Group VIXXの2番目の写真集。訪問したダラス、ロス、ミラノ、ストックホルム、東京の5都市を旅している彼らを特集したもの。撮影のメイキングやポスターなどがついて5000円前後。最初の4都市は、K-POPアイコンとしてのグラビア重視ですが、なぜか東京だけは素の彼らのわちゃわちゃを見ている気になります。VIXXに興味のある方にはおすすめ(^^)
読了日:4月20日 著者:VIXX

今度見に行く韓国のミュージカル「フルハウス」にプロットが似ていたので、電子書籍で購入。少女マンガが金字塔。主人公のマリ子もその相手のモデル夏目も、二股か三股かというモテモテキャラクター。そんな2人が惹かれていく過程を詩的に描いているのが今読んでも新しいです。また言葉選びのセンスもいい。「作ってあげる」じゃなくて、「何か食べるものつくってもいい?」という恩着せがましくない言葉なんて最高。一番の見せ場は、ラストのエスカレーターのシーン。初めて読んだときも泣いたけど、再読しても泣けます。
読了日:4月16日 著者:くらもちふさこ

初めて読んだ「電子書籍」です。最初は経営状況と野球部の活動の状況がなかなかリンクしなかったのですが、後半から一気にペースアップ。会社が「グラウンドでひとつになろう」というシンボルとして見るか、コストとみるか。コストやノルマから切り離されたところにある青島製作所の組織力と人間力のすごさを感じました。一番心に残ったのは背水の陣になったときのこの言葉。「とどのつまり、我々は野球人である前に社会人なんです。与えられた機会に全力を尽くすしかないし、そうすることでしか自分の存在価値を見出すことができない」
読了日:4月13日 著者:池井戸潤

読了日:3月22日 著者:松田奈緒子

めざましテレビで紹介されていたので、お試し版を読みました。お試し版がまたうまくて、どうしても続きを読みたくなってしまい、勢いで2巻とも電子書籍で買ってしまいました。久しぶりに元気が出る漫画です。
読了日:3月21日 著者:松田奈緒子

2014年4月から始まる「花咲舞がだまっていない」の原作本。3年半前に読んだけれども、再読。「不祥事」に比べると現実味を帯びたシリアスな話ばかりです。どう、ドラマ化されるのか、今から楽しみです。http://www.ntv.co.jp/hanasakimai/
読了日:3月21日 著者:池井戸潤

今年の4月からドラマ化ということで、4年ぶりに再読。改めて読むと、花咲舞の気風の良さと相方の相馬調査役のぼけっぷりに吹き出しながら、爽快な結末にリアルな仕事のストレスも消えていくという…。会社勤めを続けていくには、欠かせない本です(^^)。ドラマも杏が花咲舞役をやるということでとても楽しみです。http://www.ntv.co.jp/hanasakimai/
読了日:3月5日 著者:池井戸潤

[常識][世間]の視点から[こころ]の視点へのコペルニクス的展開に自分にも思いあたることがあり、号泣。
読了日:2月11日 著者:宮部みゆき

読了日:2月9日 著者:野村総合研究所先端ITイノベーション部

読了日:2月1日 著者:野村総合研究所イノベーション開発部

読了日:1月11日 著者:宮部みゆき

「紙の本でしかできないトリックがある」と新聞のレビューにあったと本屋のコピーを見て買いました。いまどきの本とおもいきや、「写真機」とあって脳内で変換するのに少し時間が…(^^;。昔をなつかしみながら読みました。
読了日:1月4日 著者:泡坂妻夫

読了日:1月3日 著者:青池保子
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