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小学生のときに小松左京の「お召し」を読んだことがあります。とおい世界の話だと思っていたら、この荒唐無稽な話を萩尾望都が漫画化。2033年3月21日の春分の日の大雪の日、18歳以下の子供の世界awayと大人の世界のhomeに世界が別れ、子供と大人が別々に生活することに!!第1巻はその世界の説明で終わっていますが、一気に引き込まれました。よくできた子供達の話なんですが、実は東京震災後、「自分のことは自分で守る」という教育方針で教育された子孫の世界だという設定が、展開にリアリティを与えています。
読了日:12月5日 著者:萩尾望都
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