【K-POP】Dream Girl 雑感 | いろいろといろ

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今回、韓国のOrympus Hallにて2月19日に発売される新アルバムについてのファン、関係者向けのPreviewがありました。

今回のアルバムの考え方、そして、SHINeeのコンセプトについて、twitterで@ganbusim_kiro様より、以下の情報がありました。


SMのビジュアル&アートディレクティングミンヒジン室長は今日「テミンも二十歳を超えて5人のメンバーが皆成人になった。だから真剣な談論をビジュアル的に込めたかった。」と語った。

 続いて彼女は「アルバムのタイトル『Dream Girl』は単純な女ではない。僕が探す彼女は僕自身にもなれる。奥床しいメンバー達の考えをビジュアル的に表現すればファンの皆さんが理解してくれると思う。その意味を誰かがまた分かってくれたらシャイニの新しいファンになること」だと説明した。

 シャイニは「ジョンヒョンが作詞した「スポイラー」が二つのチャプターを一つにまとめてくれる曲だ。誤解という大きい形の中でいろんな話を入れてみた。一番目のチャプターは「君についての誤解」の意味で一番シャイニらしいのを入れようとした。」







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 「Dream Girl」は単純な女ではない。僕が探す彼女は僕自身にもなれる。


 このアプローチって、ドフトエフスキーの「白痴」を原作にしたアンジェイ・ワイダ監督の「ナスターシャ」に似ているような…目


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 主人公のムイシュキン公爵は、絶世の美青年ですが純朴で誰からも好かれる理想的な人、ある解説によると「キリスト」をモデルにしているとの説もあります。そんな彼が出会うファムファタールは、ナスターシャ・フィヨロブナ。でも、ムイシュキンの友人であるロゴーギンもナスターシャを愛してしまいます。でも、ロゴーギンはムイシュキンとは違って、腹黒い俗世的な人間として描かれます。

 アンジェイ・ワイダ監督は、この長い物語の劇的なラストだけをとりだし、それまでのエピソードをちりばめることによって、コンパクトに物語を構成しています。
この「ナスターシャ」でムイシュキン公爵、ナスターシャをダブルキャストで演じたのが、歌舞伎の女形、坂東玉三郎さん。

 ムイシュキン公爵、もはやそこにはいないナスターシャの幻

 これを坂東玉三郎さん、一人二役で演じていたんです。
 見たときはまだまだ感性がお子ちゃまだったので、いまいちよくわかっていませんでしたが、20年以上たっても、キーワードが出てくると「パブロフの犬」のように思いだしちゃうんだから、すごい映画だったと思います。



「Dream Girl」は単純な女ではない。僕が探す彼女は僕自身にもなれる。 


 このコンセプトは、人が時や空間を超えて共通して持っている何かような気がして。 少年から青年に成長するプロセスで、 SHINeeくんたちのアーティストとしての感性が「僕が探す彼女は僕自身にもなれる」というイマジネーションを紡ぎだんでしょうね。きっとドロドロに這い回りながら、模索した感が・・・・。

この5年の間にいろいろなものを見て感じてきたんですねぇ・・・・。