ハーグにあるマウリッツハイス美術館が2014年半ばまで改装されるそうで、その美術館の所蔵品のうち、世界的に有名な「真珠の耳飾りの少女」が9月17日まで東京都美術館にて展示されています。

オフィシャルサイト

真珠の耳飾りの少女 通常版 [DVD]/スカーレット・ヨハンソン,コリン・ファース,キリアン・マーフィ

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 その素晴らしさは上の映画やら「フェルメール全点踏破の旅」を読んだりして、わかってはいたのですが、実物は、ほんとにすばらしいものでした。この絵画のために入り口で20分、絵画を最前列で見るために20分ほど待ちましたが、それだけの価値がありましたニコニコ

フェルメール全点踏破の旅 (集英社新書ヴィジュアル版)/朽木 ゆり子

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 また、今まで知らなかったすばらしい画家さんも紹介されていました。

■カレル・ファブリティウス
 30半ばで亡くなった画家ですが、カレル・ファブリティウスを師として仰いだフェルメールは彼の技法を受け継ぎ、成熟させました。今回は彼が1654年に描いた「ごしきひわ」が展示されています。

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金属の冷たい感じ、ごしきひわの羽のふっくらした感じがさりげなく対象的で、フェルメールの技法を彷彿とさせます。

■フランス・ハルス

この画家はモデルに一度ポーズをさせただけで、スピーディーに絵筆を運び、絵を完成させたそうです。後にフランスの印象派に彼の絵はもてはやされたそうですが、このにこっと笑った表情は日本のペーター佐藤の雰囲気を彷彿させます。

・笑う少年
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 さっきまで、「全然、知らない画家だ」と思っていたのですが、絵ハガキ集をくっていると、2009年「ルーブル美術館展―17世紀ヨーロッパ絵画」のときにも彼の絵が気に入っていたようです。

・リュートを持つ道化師
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 いろいろな笑いをキャンバスに残しているんですね。当時、肖像画といえば、おすまし顔で描かれるのがふつうで「笑う少年」のように歯を見せる様子を描いたものは少ないそうです。リュートを持つ道化師にしろ、笑う少年にしろ、人間の表情に深い憧憬を持って書かれているようです。この画家さんのことをよく知りたくなりました。






最後にMUSEUM SHOPでは「真珠の耳飾りの少女」の衣装を着たミッフィーに出会えます!!
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