ギャランテ教授によって発見されました。ウィスコンシン大学で実験中の猿を映していましたが、このサーチュイン遺伝子で確かに若々しく年をとっています。
活性化する引き金を引くのは「少ない食料」であることだそうです。4人の男性が実験をしていましたが、7週間カロリーを制限して、ようやくこの遺伝子の活性化が認められました。これは25億年前細胞レベルの生き物であったときに、生物として食料が少なくなると子孫を作ることよりも体を維持しようと働く本能から生じたものだからだそうです。
でも、一度活性化しても飢餓状態から脱すると、またこの遺伝子はオフになるのだそうです。ところで、今回、その遺伝子を活性化させる酵素として、ぶどうの皮に含まれる「レスベラトール」が紹介されていました。ただし、調べてみると、莫大な量が必要になるそうです。
急激なカロリーダウンは・・・・ですが、食事でまず改善というのは、よさそうです。
下の書籍は今から23年前の本ですが、今でも参考になります。この本を読んでから、実家では朝食を卵焼きからポーチドエッグにしていますが、今でも元気ですよ~。いまだに勉強していますし・・・・。私はここに来た頃を思い出して、野菜中心の食事を心がけることにします。
■ご参考
悪い食事とよい食事 (新潮文庫)/丸元 淑生

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