放射性物質の拡散〔ヨウ素131、キセノン133、セシウム137〕 | いろいろといろ

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■関連リンク■
Yahoo 震災情報


 http://www.weatheronline.co.uk/では、福島原子力発電所から流出する放射性物質の拡散予想を出しています。右側にある日本地図をクリックすると、拡散状況の図を見ることができます。
 
 注意書きとして、「限られたところの情報なので注意してください」というのがありますが、十分なデータにないにせよ、今、ある情報からの分析結果として見る分には問題なさそうです。

 ニュースでは日本国内や近海の数値情報しか出ていません。(昨日から公開されましたが・・・)

 「スポットで情報を出しても、わからんやろ。
 拡散しているんちゃうの」と思っていましたが、やっぱり・・・・あせる

■ヨウ素131
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■キセノン133
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■セシウム137
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 また、放射能物質について、放射線について、日本科学者会議というサイト(JSAサイト)で詳しく説明がありました。団体の名称からして、マスコミの報道よりも信頼がおけるでしょうか。

■リンク:放射線被曝問題について

この中にいかに今回の影響の大きさがわかる文言がありましたので、引用します。

 内部被ばくや外部被曝を含めて、現在の報道は「しきい値論」に基づいて、何ミリシーベルトだから安全だとか、直ちに問題にはならないと言っています。放射線影響は1、2週間後に急性症状が現れ、晩発性障害は何年も経て発症します。また、放射線影響は急性症状も晩発性障害も放射線影響は個人差と年齢差が大きいことを踏まえるべきだと思います。たとえば、脱毛では0.04シーベルト(40 ミリシーベルト)で0.03%の人が発症し、0.4 シーベルト(400 ミリシーベルト)で0.15%の人(10 万人被ばくすると150 人)が発症します。1 シーベルトで約1.3%,1.5 シーベルトで5.7%の人が発症します。最近ではこの辺り(発症率5~10%)の人が発症する線量をしきい値と呼ぶことがあります。こうしたことを周知させてもらい、被ばくすることを避けるように訴えて欲しいと思います。専門家の意見を聞いて250 ミリシーベルトでは白血球減少症状がでないから作業員の作業被ばく線量を引き上げたとのことであるが、しきい値論に立っての判断が続いている。作業員に被曝影響が出てもしきい値以下だから放射線影響ではないと切り捨てることになると心配です。




また、放射線をよける方法についての紹介もあります。


 従ってここで、私たち酸性雨調査研究会が提案している、放射線を出すチリなどから身を守る方法を採録しておきます。ただし、主として東京を対象にしていますので、他の地域の人は風向きは、その地方で、放射線のチリの発生源になっている原発の方向からの風向きに直して適用してください。

<天候について>

•東京では、外出は出来るだけ風が南よりか、西よりの日を選ぶ。特に雨天の日は、福島原発の方からの北よりの風の確率が高いため、雨模様の日は出来るだけ外出をさける
•雨にあたるのも避けたい。特に降り始めの雨は、汚染物質を含んでいるので、避ける努力をする
<服装>

•外出時は、放射性のチリをすわないために、マスクを着用する
•髪の毛は放射性のチリが溜まりやすいので、外出時には出来るだけ帽子をかぶる
•放射性のチリを付着させないため、出来るだけ毛羽だった衣類は避け、平滑な布地の服を着る(ナイロン、レザーなど)
•さらに出来るだけビニール製の傘やレインコートを着て、帰宅したら戸外で脱ぎ、水道水で洗う。余りにも汚染されていると思ったら、処分するのも可
•雨天でない日でも、外出から帰ったら、先ず一番外側に着ていた上着やズボンなどを脱ぎ、洗濯機で水洗いする
•帰宅後は露出していた顔、手足を良く水洗いする。シャワーも有効
<食物・飲用水>

•野菜、特に葉野菜の洗浄は念入りに(桶にためた水に何回か水を替え漬け洗い、その後流水で流す)
•ゆで野菜は、必ずお湯でゆでてその湯は流し、電子レンジでの調理はさける
•出来るだけ水道水を飲み、井戸水や(東京ではないでしょうが)池や川の水は避ける。水道水はろ過などの点で、最も汚染物質が除去されやすいと考える。