昨日の日記に書いたとおり、今日はラボ全員でランチに行った。

行った先はChennai Vilas というIndian Restaurant. メンバー全員が参加ということで20人ほど座れるテーブルがreserveしてあった。

ランチメニューはbuffetのみのようで、各種カレーが揃っていた。いくつか試したのだが、どれも美味しかったように思う。ただ食べたものの中で何か一つだけ非常に辛いものがあり、口が痛くなってしまった。たぶん何かのソースだったと思うのだが、結局正体は謎のまま。

ただでさえかなり重いメニューなのに、buffetだったせいか食べ過ぎてしまい、午後はずっと体が重かった(笑)


ところで来週の月曜に、次にrotationを希望するラボのPIとミーティングをすることになった。以前の日記に書いた33ページのgrantも無事読み終わり、「プロジェクトに興味があるので是非fall semesterにrotationをしたい!」とメールを送ったところ、「This is great news!」という返事があり、早速rotation projectの打ち合わせをしようということに。これで、「空きがないからrotationできない」という状況は免れるだろう。うちのプログラムはinterdisciplinaryが売りの一つでもあるのだが、参加しているfaculty members全員が2つか3つの学科にまたがってpositionをかけもちしているため、どの研究室も複数の学科からrotation studentsを受け入れることになる。そのため、一つの研究室に希望者が多すぎる場合、最悪その学期は他のところでrotationをしなければいけないこともあるらしい。

現在のPIはDepartment of ChemistryとDepartment of Medicinal Chemistryの所属で、次のPIはDepartment of PathologyとLife Sciences Instituteの所属だが、どちらのラボも主にprotein-protein interactionをターゲットとしているので、根本的なアイデアは変わらないと思う。次のラボではNatural Productsのライブラリーを用いてスクリーニングもやっているようなので、Natural Products Chemistryがバックグラウンドの自分としては、かなり楽しみである。

今回のrotationでは結局スクリーニング用のターゲットをクローニングしただけで終わってしまったので、次は解析できるようなデータを得られるところくらいまではいきたいと思う。

昨日今日と実験に関してはほとんどやることなし。

とりあえずこれまでクローニングしてたサンプルはほぼ完成。どうしてもPCRがうまくいかないものがいくつかあったが、「うまくいかないものはほっといていい」というポスドクの指示によりそれらについては先に進まないことになった。

これまでで完成したのは10個だが、ライブラリーとしてはまだまだ数が少ないので、あと5つほど選んでプライマーだけ注文した。おそらく届くのは明日か明後日なので、PCRだけはできるかもしれない。あとは他の人に託して終了(笑)みんな忙しそうだからたぶんfall semesterのrotation studentが引き継ぐことになるだろう。

プライマー設計と注文が終わったらまたいつものように待ち時間。このrotation projectに関してレポートを提出しないといけないので、今日は一日中それに専念していた。IntroductionとResultsはなんとか書いたものの、そのあとのDiscussionとConclusionで困ってしまった。この2ヶ月でやったのは結局スクリーニングの準備段階に過ぎないので、考察できるようなポイントがないのである。肝心の活性テストに入っていないので、はっきり言ってこの実験結果(コンストラクトを得たという事実)からは何も言えない。。。。。しょうがないからfuture prospectsとして何か適当に書いておこうかな。

レポートの規定がA4一枚以内でほんとに良かった。そうじゃなかったらほんとにお粗末なレポートになってただろうからな。。。。。

今週でsummer termも終わり、ということで明日はgroup lunchがあるらしい。Free foodは大歓迎!

今日はラボのメンバーのthesis defenceがあった。

defenceというくらいだからかなり厳しいものかと思っていたのだが、committeeからの質問も一つのみで予想外にすんなりと終了した。正直「こんなものか」という感じ。まぁthesisを書き始める前にdata presentationもあるので、defence前に卒業は確定していて、defence自体は形式的なものなのかもしれない。

自分にとってはとりあえず2年後のQualification examが難関といったところか。qualificationの方も公開だったらどんな感じか予想がつくのだが、さすがにそれはないだろうな。

ちなみに今日でめでたくdoctorになった彼は、早くも来週から別の大学でAssistant Professorとして仕事を始めるらしい。彼は先月結婚したばかりだし、無事にPhDを取得し、仕事も見つかって、全て順調に行っているようだ。

まだ大学院生活を始めたばかりの自分から見ると、非常にうらやましい限りである。

とにかくあと5年間で無事に卒業できるよう、がんばろうと思った。