ご心配をおかけしました | セルの雑日記

セルの雑日記

思いついたまま気まぐれに記していきますが
よろしくお願いします。

こんばんは。

 

前回記事では、皆さんから温かいメッセージ、アドバイス、いいねをたくさんいただき本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

 

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以下、かなりの長文になります。

 

前回のブログ後から現在までの様子です。

 

前回のブログの翌日、皮膚科から連絡があり、総合病院形成外科での初診が5月31日に決まりました。初診時はCT検査等を受けました。CT検査画像の説明内容は、病変がかなり深く筋肉近くまで達していて、その付近にはモヤモヤした影が見えるが、それが何かは摘出した病変を検査しないとわからないとの事で不安が残る画像結果説明でした。

 

6月5日に腫瘍部全摘手術を受け摘出した病変が検査に出されました。

 

そして今週6月18日に抜糸に行ってきました。その際、検査結果が出ているとの事で医師から説明を受けました。

 

その結果ですが、医師の言葉そのままに記すと「検査の結果は悪いものではありませんでした」

 

良かった...。CT画像の結果などから悪性腫瘍も想定していましたが、本当にホッとしました。

 

「大丈夫」「取り越し苦労でありますように」「笑って免疫力アップ!」と温かく見守ってくださった皆さん、本当にありがとううございます。心強かったです。

 

その後、医師から聞き慣れない病名が告げられました。

 

その病名は「穿孔性皮膚症」の一種との事です。初めて聞く病名でした。その名の通り、皮膚に穴が開く皮膚症状。この病気は多くの場合、糖尿病や腎臓病と深く関係しているようなので、皮膚の症状であっても内科的な要因が大きいようです。

 

「変性した膠原線維(コラーゲン)が表皮を経由して皮膚の表面に出てくるために穴が開く(穿孔)状態」になるようです。内部の組織から皮膚の表面に向かい穴をあける病気があるなんて知りませんでした。皮膚に症状が現れた時には既に内部組織に異常が発生しているのは怖いです。

 

多くの症例では強い痒みが伴ったり、小さな病変が多発するようですが、私の症状には痒みも無く、大きな病変が一つだけなので、その点が少々気になります。いろいろな症例があるようですが、今回の説明は執刀した形成外科医からだったので、皮膚科での経過観察時に皮膚科医から詳しく説明してもらいます。

 

私も健康診断で糖代謝の指導を何度も受けているので、それらが今回の皮膚症状の原因になっているのか思われます。最近の血液検査では肝機能の数値もかなり悪かったので更なる体質改善に励まなければいけませんね。

 

今後、手術痕や症状の再発などの経過観察は紹介状元の最初に受診した皮膚科医にて引き継がれるそうですが、掛かり付けの内科医とも連携して管理していく事になりそうです。

 

別件ですが、今回受診(手術)した総合病院の形成外科にて右側頭部の良性腫瘍摘出手術を来週水曜日にする事になりました。

 

こちらは良性腫瘍のアテローム(粉瘤)で間違いないらしいのですが、摘出部は念のため病理検査に出されるそうです。

 

粉瘤は良性なので放置する選択肢もあるそうですが、炎症を繰り返すと大きくなったり、摘出が必要になっても手術が困難になったり、ごく稀に悪性腫瘍化する場合もあるそうです。

 

私の場合、ちょうどメガネのツルが当たる部分で、時々擦れて赤くなったりするので炎症を起こさないうちに摘出してもらう事にしました。こちらの手術~抜糸、検査結果まで、もうひと頑張りしたいと思います。

 

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このあと手術時の生々しい文章表現や病巣部や手術痕の画像(加工処理はしてあります)を掲載していますのでご注意願います。

 

今回の背中の症状をブログに残すため上記内容と重複する部分もあります。画像や文面で不快な思いをされる方もいらっしゃるかと思いますがお許しください。

 

数年前(正確な時期は不明)に背中の下図赤丸部あたりが赤くザラザラした感じになっているのに気づきましたが痛みも痒みも無く放置。

 

昨年5月ぐらい同部にかさぶた状の物が付着しましたが、痛みも痒みも無く市販の化膿止め軟膏を塗り続けていました。時々、症状(かさぶた)が良くなったように見える時もあり、そのまま軟膏を塗りながら様子を見ていましたが、昨年末ぐらいから少しかさぶたが厚くなった気がしていました。

 

そして今年の4月中旬、風呂で背中を洗っていたらポロッとかさぶたの一部が剥がれ落ちました。普通のケガだったら、かさぶたが自然に剥がれたその下には傷が治り新しい皮膚が盛ってきているはずですが、鏡で確認すると、そこにはポッカリとかなり深い穴が開いていました。この日の翌々日に前ブログに載せた皮膚科を受診することになりました。

 

*今思えば、このポロッと剥がれたかさぶたみたいな物が変性した膠原繊維の一部だったのだと思います。

 

 

手術直前の病巣部です。ポロッっと穴が開いた後も内部から壊死組織の様なものが盛り上がってきていました。

大きさは500円玉ぐらいです。

 

そして手術当日。麻酔の注射がチクッとしただけで手術中は痛みを感じませんでしたが、局所麻酔なので意識があり切られている様な感じは伝わってきました。

 

バチバチッという大きな音や(たぶん止血のために焼いている音)やゴリゴリと堅い物を削り取っているような感じも伝わってきました。後半では皮膚をギュっと寄せられ縫われている感覚でした。針と糸がキュッキュッと皮膚内を貫いている感じが一番気持ち悪かったです。手術時間は30分ぐらいでした。

 

術後4時間ぐらいで麻酔が切れ痛みが強くなってきたので処方された痛み止めを服用しました。ちなみに処方された薬は痛み止め3回分と抗生剤(感染防止のため)3日分でした。

 

手術翌日、病院で処置されたガーゼが血で貼り付いて患部から剥がすのに苦労しました。縫合後も一部分だけかなりの出血があったようです。

翌日からはシャワーOK。患部をたっぷり泡立てたボディシャンプーで優しく洗い、清潔に保ちます。2日目ぐらいまでは少しガーゼに血が付いていました。

 

3日目には完全に出血も止まり傷口もだいぶきれいになってきました。

約6センチぐらいの傷痕になりました。この時期にはズキンッとした痛みやチクッとした痛みを時々感じる事もありましたが痛み止めを飲むほどではありませんでした。

 

日を重ねるごとに傷口が塞がり、痛みを感じる事も少なくなってきました。

 

そして火曜日、無事に抜糸となりました。傷口もほぼ完全に塞がりました。今日現在はまだ内部に違和感はありますが痛みはほとんどありません。

以上が本日までの様子です。

 

風呂でポロッとかさぶた剥がれた日から「悪いものではない」と結果がわかるまで2か月以上掛かりました。精神的に辛く長い日々でした。

 

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今回、検査のための摘出手術にまで至ってしまった数年前からの背中の症状、大きな反省点は...

 

痛みや痒みが無いから自己判断で長期間放置した事ですね。きっと強い痛みや我慢できないぐらいの痒みがあったら受診していたと思います。

 

家族からは何度も「専門医で受診を!」と言われ続けていましたが大事になるまで受診しなかった事に後悔しています。もっと初期なら検査の摘出手術も小さな傷で済んだかもしれないし、内科系の起因(糖代謝とか)だと早いうちに診断がつけば運動や食事療法でも対処できたかもしれません。「後悔先に立たず」です。

 

まだ、術後の経過観察や糖代謝、肝機能の数値の改善、側頭部の粉瘤手術などが続きますが前向きに一歩ずつ前進したいと思っています。

 

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本日、私の地域は梅雨入りしました。平年よりも14日遅いそうです。今年の夏も酷暑になるらしいですが、梅雨の間も湿度が高くなるので熱中症などに注意して過ごしたいですね。

チョ:「今年の夏も酷暑なの~?」元気に過ごそうね、チョコボ。

 

長いブログにお付き合いいただきありがとうございました。

 

どうか皆さんもお体最優先でお過ごしくださいね。

 

では、また。素敵な週末を😊