3匹目のどじょうーFROM JIANGSU TO MACAUー | 疾きこと 蜂輪九佰

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ツーリングの感動を中心に、
バイク、キャンプ、愛犬のことも織り交ぜて
日常をゆるく綴る随想録です。

またマカオに戻ってきたけど、何だろう、この寂寥感。
飛行機の離陸が遅れて金曜の21:00に到着。
夜の風が身体を吹き抜ける。

リスボアにチェックイン。
エクスペディアで予約して、やけに高いと思ったら、リビングと寝室が別々の豪華な部屋だった。
1人なのにすごいムダ。
まあ勝てばいいけど。

タクシーで金龙大酒店の麻雀屋に向かう。
レートは300/600の卓に着いた。

そして、またまた苦しい展開。
1回だけ両面の600オールをツモったが、勘所を押さえられず防戦一方。
終盤のダメ押しは1筒の大明カンを喰らって、900ドルを払う時の理不尽さ。
そして次局放銃して1200ドル。
どんな点数計算?これ。
あれよあれよと言う間に4800ドル行かれた。

帰りは惨めな気分でとぼとぼ歩いてリスボアまで帰った。
そして、水晶宮の大小で4時まで粘って6000ドル取り返した。
大小は上手かもしれないね。

朝ご飯を食べてから就寝。
昼にちょっとだけ起きてから、また昼寝。
ベッドの寝心地が良くて21:00まで眠りこけてしまった。
結局、何も観光していない。

そしてまた小遣いを稼ぐつもりで水晶宮に向かったら、張った方が悉く外れ続け、アツくなって逆に11000ドルをスってしまった。
ほんの一瞬の時間。
当たり続けるのは難しいが、はずし続けるのも同じくらい難しいはずだ。
損切りラインを設定しなかったのがまずかった。
落ち目のときはこんなものかもしれない。

あとはタクシー代しか残っていない。
何だか憑き物が落ちた気がする。
懐スースーで身軽になって帰ります。