練習はウソをつかないことを実感できた。
普通二輪に初めて跨がった時、自分にこれが操れるのかと思った。クラッチ付きの原付に乗っていたから、まあ楽勝かと高を括っていたが大間違いのこんこんちきだった。七転八倒四苦八苦悪戦苦闘の連続。でも、中型にチャレンジしようと決めたのには、大袈裟だけどそれまでの人生いろいろなことがあり、これではダメだと自分を奮い立たせるためだった。それまでの自分は、何をやっても中途半端で、後ろ向きだった。自分を追い込むことで、一歩でも前に進みたかった。2回検定に落ちたが、なにくそとチャレンジした。3度目は、開き直って望むことができて、合格できた。嬉しかった。
ローンを組んで、念願の中型バイクを購入した。週末には、ガス抜き息抜き気分転換にソロツーリングに出かけた。車で行くより、自然を直に感じながら走るバイクの魅力に遅咲きながらハマってしまい、いつか大型二輪の免許を取ると決めた。
7月の7日。七夕の日に再び教習所に入校し、大型二輪のチャレンジを始めた。普通二輪に乗っているから、補習なしでいけると思ったが、これが甘かった。バイクの感覚にはすぐ慣れたが、課題走行の壁にぶち当たってしまった。波状路である。普通二輪の時、一本橋が鬼門だったように、波状路が鬼門になった。しかし、練習あるのみで納得いくまで練習した。教官も熱心に指導してくださり、2回目の卒検でパスできた。
その時思ったこと。
やると決めたら、やり通す。
失敗して凹んでも、すぐ切替える。
幾つになっても、学ぶことはいいこと。
常に謙虚に感謝すること。
やりゃできるじゃん。
自分に少し自信を持つことができた。
さて、次は何にチャレンジするか!
男なら…だな。