毎年恒例(?)の冬眠中に衝動買いしてしまったパーツの取り付けである。

 

 

 

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今回購入したのはクランクケース内の減圧を目的としたワンウェイ構造のバルブで、詳しい説明はメーカーのサイトを参照願うとして、要はこれをブローバイホースの中間に割り込ませてやることによって外気の逆流を防ぎ、クランクケース内を負圧状態に変化させて内部の空気抵抗の軽減を図るということらしく、同じような効果を狙った製品は他にも数社から発売されている。

 

 

 

ではブローバイホースとは何かというと、ヨンフォアの場合はブリーザーチューブと呼ばれていて、下の写真のようにシリンダーヘッドカバーの一番上から伸びており、

 

 

 

 

 

 

クランクケース内で発生したブローバイガスがここを通って下の図のようなルートで流れて行き、

 

 

 

 

 

 

ノーマル車両だと下の説明のような方法で分離されて一部はエアクリーナーへ、残りは車体下部から排出されるという構造になっているのだが、

 

 

 

 

 

 

我が愛車はFCR化しているためエアクリーナーが存在しないので、途中の分離行程を省略して上から下まで1本のホースで大気開放している。

 

 

 

ここではブローバイガスについての詳しい説明は割愛するが、平成10年の排ガス規制適用以降の車両だとヨンフォアのノーマルの方式ですら車検に通らない(ブローバイガスは全て還流させねばならない)はずだが、そこは年式に免じてどうかご容赦願いたい。

 

 

 

いつものごとく前置きがやたらと長くなってしまったが取付自体は実に簡単なもので、作業工程の中で大変だったのは同時に交換しようと用意したホースに、大して圧が掛かる場所でもないのに嬉しがってステンメッシュなんかを選んでしまったがために、とても硬くて捻じ込むのに苦労したというマヌケな出来事ぐらいであった。

 

 

 

 

 

 

さて、取付が終わってテストランに行く前に念のためスマホで天気予報を確認したら3月なのになんと雪予報!

 

 

 

 

 

 

という訳で残念ながらインプレは次回以降に先送りとさせていただきます(泣)