車検やチョイ乗りはあったものの、本格的なツーリングはこれが今年に入って初めてとなる。

 

 

 

そして今日のツーリングは久しぶりに目的地ありきでそれに合わせてコース設定をしたのだが、では何故そこを選んだのかと言うと単に

 

 

 

「行った事がない」

 

 

 

からに他ならない。

 

 

 

さて、出発してしばらくは以前に走った時と同じルートなので割愛させていただくとして、針TRSを過ぎた先もそのまま国道369号を進めば今日の目的地へ着くことが出来るのだが、それではちょっと全体の距離が短すぎるので途中で県道31号へと入りさらに南下する。

 

 

 

 

 

 

交通量も少なく走り易い県道31号をしばらく行くと国道166号に出られるのでそこからは東に向かって走る。

 

 

 

この道は昨年の桜の季節にカレーうどんを食べに行った時にも実は走っているのだが、奈良県側では伊勢街道、三重県側では和歌山街道と呼ばれており、かつては紀州藩の参勤交代のコースになっていた時期もあるという交通の要衝なのだそうだ。

 

 

 

県境のトンネルを越えて峠を少し下ったあたりに立っている巨大看板の下で記念撮影。

 

 

 

 

 

 

国道166号を60kmほど走った先で交差して重複する区間を経て、今度は国道368号へ進路を変えて折り返す形で西へと向かう。

 

 

 

この国道368号も伊勢本街道と呼ばれるかつての交通の要衝らしいのだが、下の写真の通りとても狭小な酷道区間があるので通行するには注意が必要だ。

 

 

 

 

 

 

酷道区間を越え、こちらもかつて訪れたことのある道の駅美杉の横を抜けて再び奈良県に入り、国道369号経由で県道81号を北上、下の看板がある場所を右折して上がって行くと

 

 

 

 

 

 

登り切ったところにはそんなに広くはないのに二輪の枠は意外にたくさん用意されている駐車場があるので200円を払って駐輪し、そこから先は少しだけ徒歩で進むことになる。

 

 

 

 

 

 

そしてはるばる遠回りまでしてやって来ました、初見ではどう読むのかもいまいち微妙な曽爾高原

 

 

 

すすきの季節が有名なようだが緑でも十分見応えがある。

 

 

 

 

 

 

 

標高は1,000m以上あるらしいが日陰らしきものが全くなく、今日の日差しだと立っているだけでもたまらなく暑かったので写真だけ撮ったら早々に引き上げることにした。

 

 

 

そして山を下り元の県道81号に戻ってしばらく走っていたら目の前に垂直に切り立った岩肌が現れたのでこちらでも記念撮影。

 

 

 

地質学的にどういった意味があるのかタモリさんあたりならお詳しいのかもしれないが、私にはさっぱり解らないことは言うまでもないだろう。

 

 

 

 

 

 

広くなったり狭くなったりしながら青蓮寺川沿いを続く県道81号をさらに走って行くと名張市街に出られるので、そこから先は今度は名張川沿いに県道80号~県道4号と走って、いつもご一緒させていただいているインテリアさんサーボさん初めて出会った湖畔の里つきがせでトイレ休憩。

 

 

 

相変わらずすごい台数のバイクで駐車場が埋め尽くされていた。

 

 

 

 

 

 

ここまで来れば川の向こうはもう京都府なので、あとは奈良県道・京都府道82号~国道163号~国道24号とノンストップで走って無事に陽が落ちる前に帰宅したのであった。

 

 

 

本日の走行距離 317Km