公とは、みんなのため、という意味だと思っていませんか。
個人より全体を優先することだと感じていませんか。
けれど、本来の公は、自分を消すことではありません。
自分だけでは成り立たないものを、共に支えるという感覚です。
社会も、場も、関係も、誰か一人だけでは保てません。
互いに少しずつ役割を持ち、支え合うことで成り立っています。
公とは、そのつながりを忘れないことです。
自分にできることは何か。今、自分は何を引き受けるべきか。
そう考える姿勢が、公の感覚につながります。
公とは、誰かに押しつけられるものではありません。
共に生きるために、自ら関わろうとする意識なのです。