有とは、存在しているものだと
思っていませんか。形があるもののことだと感じていませんか。
けれど、本来の有は、ただ「ある」ことだけを指すものではありません。
関係の中で現れているものです。
人も、物も、出来事も、単独で存在しているわけではありません。
互いに影響し合い、その中で「ある」として現れています。
一人では意味を持たないことも、関係の中で価値を持つ。
それが有です。
無があるから、有が生まれる。
余白があるから、形が現れる。
そのつながりの中で、世界は成り立っています。
有とは、ただ存在することではありません。
つながりの中で、意味を持って現れている状態なのです。