新しくできた世界遺産センターで徳之島の生物を学んだあとは、前に一度訪れた犬の門蓋に向かいました。

到着しました。犬の門蓋の名前の由来は、かつて大飢饉があった際、人畜を襲った犬の群れを捕らえて、ここから海に投げ入れたため、という説があるようですが、根拠は薄いようです。

前回は12月で沖永良部に行く前の午前中に訪問しましたが、その時は強風で曇天。今回のこの日は、前回よりは風もなく、少し明るい感じです。変わらず雄大な景色が拡がっていました。

犬の門蓋にはもう一つの映えスポットがあります。

メガネ岩。

前回は大波大風で、穴の向こう側から波のしぶきが吹き込んでいました。この日は穏やかに観ることができました。

それでも波は大きい感じ。

この日は徳之島のあと、奄美大島へフェリーで移動する予定ですが、この波を見て欠航にならないか、と少し不安に感じました(運航会社のホームページで状況を確認すると問題なく運航されるようでひと安心)。

展望台もありますので上からも観てみました。

続いて徳之島の有名な景勝地、犬田布岬へ向かいます。

犬田布岬は、鹿児島県徳之島の最西端に位置する壮大な海食崖の岬です。

展望台の上から観るとさらにスケールの大きさを感じることができます。

犬田布岬には戦艦大和の戦没将士を慰霊するための慰霊塔があります。かつて、戦艦大和が沈んだ場所が徳之島西方沖であると生存者の証言から信じられていたため、ここに建てられたようですが、実際はもっと鹿児島寄りに沈んだことが後に判明したそう。

間近で見るとかなり高い慰霊塔です。手を合わせた合掌をモチーフに造られているそうです。

次は宮戸原(みやとばる)海岸へ。

こちらには今回初めて訪れました。この場所は恐竜がいた時代に深海に堆積していた地層「メランジ堆積物」が残っており、天然記念物に指定されています。

小さな魚も見れました。

そして徳之島最後の観光は長寿の道へ。

長寿と言えば私の世代は泉重千代さんが思い浮かびます。

こちらには泉重千代翁像があります。

テレビで観ていた姿と同じでリアルに感じました。

長寿十訓、体現されたお言葉。参考になります。

このあとレンタカーを返却して奄美大島へ向けて出港です。

最後までご覧下さりありがとうございました。