コンサートに出かけた。
今日ななんといっても私の好きなハチャトリアンのヴァイオリン協奏曲だ♡
ほぼほぼ満席で今日は私は二階席からだった。
一階席の方が熱量高くていいんだよなってのが率直な印象だった。
隣の女性私より20くらいは上だろうか、私に声をかけてきた。
女性「私初めてここにきたんですが、大変ですね」
私「私も数十年ぶりですが、こんなでしたっけ?ひたすらエスカレーターで上がりますね」
女性「今日は悲愴だったから来たんです。読響ならいいですよね」
私「読響いいですよね」
といろんなコンサートホールやオーケストラの話題になった。彼女は亡くなったご主人がオーケストラやオペラなどよく見に行ったらしく、ウィーンやオペラ座にメトロポリタンなどでも聴いたことがあるようで、いまいち日本のオケは聴いていなかったそうで、久々に悲愴ということで池袋まで出てきたらしい。彼女はいうにはヨーロッパと日本では空気感の湿度が違って聞こえてくる音が違うらしい。私の興味をくすぐってくる。
私はハチャトリアン聴きに来たとは言わなかったけれど、演奏終わって休憩の時私の興奮が伝わったのだろうか?
女性「ハチャトリアンを聴きにきたんですね、私は初めて聴きました」
私「そうなんです!フルートのは聞いたことあるので元のヴァイオリンで聴きたかったんですよ!」
女性「あの曲は若くて体力ないと大変で女性は大変でしょうね〜」
などとまさに私が思ってることを代弁している。今日のヴァイオリニストはあの大曲をサラッと涼しげに演奏しており、数年ぶりに聴いたのもあって感動した。
その後隣の女性とオペラの話などをした。しかし日本でオペラ聴くには問題がある。まず高い!そして長いのもあってそう簡単にはいかないらしいようだ。私が「演奏会形式なんてのもありますよ」なんて言ってみたけれど、海外で聞いたことある人にとっては物足りないらしい。ま、わかるけど。
その後も指揮者のヴァレリー・ゲルギエフやチョン・ミョンフンの話題で盛り上がった。
後半のチャイコフスキーの悲愴が始まり、指揮者をずっと私はみていた。新指揮者のユライ・ヴァルチェバさんで若くエネルギッシュだった。
私も久しぶりの悲愴だったので、オケの迫力に圧倒されていた。多分指揮者違ったら違うんだろうなあと思ったものの、その時の空気感ってのもあるわけだし今日は今日でいいと思った。
演奏会終わって
女性「指揮者若くて清涼飲料水のようだった」
私「そうですね、爽やかでしたかね」
女性「指揮者で違うのはどうしてですかね、不思議だけど」
私「またロシア出身かでも違ったりしますしね」
女性「今の彼のイメージなんでしょうね〜」
とあとは挨拶して別れた。
私も久しぶりにこんな会話して楽しかった。
で、今日のヴァイオリニスト!
ちょっと気になっている♡