F355エアバック警告灯点灯②
F355エアバック警告灯点灯の続きです。
診断機無しで、エラーコードをメーター内のランプ点滅回数で表示させたり
エラーコードを消去する方法が、何故うまく進まないのかを調べている時
興味深い書き込みを見つけました。 ↓
https://www.ferrarichat.com/forum/threads/airbag-ecu-alfa-romeo.503647/
F355のエアバッグコンピューターは、アルファロメオ155用のものと同じであるとか
F355のエアバッグコンピューターは、ベッカー社製とTRW社製のものがあるとか
書かれていました。
滅多に使うことないパーツリストで調べてみたところ
車台番号下6桁が105185以前用のパーツと、車台番号下6桁が105186以降用の
パーツは異なると書かれています。
車検証を確認すると、我が家のF355の車台番号下6桁は108XXXでした。
F355用のエアバッグに関する資料があれば助かるのですが、無いものは
仕方がありませんので、ネットで入手できましたアルファロメオ用の資料を
調べたところ、ベッカー社製のパーツからTRW社製のパーツに途中から
変更されていることがわかりました。
↓ さらに、診断機無しでエラーコードをメーター内のランプ点滅回数で表示させ
たりエラーコードを消去する方法が使えるのは、ベッカー社製のユニットに
対してだけとの記載も見つかりました。
↓ 各エラーに対する点滅回数も前回の記事に載せましたF355用のものと
No.1~No.9までは全く同じです。
車台番号下6桁が105185以前のF355においてのみ、診断機無しでも
エアバッグのエラーコードをメーター内のランプ点滅回数で表示させたり
エラーコードを消去することが可能と思われます。
↓ TRW社製エアバッグコンピューターの配線図を確認したところ
↓ エアバッグ診断用カプラーは、K-line L line アースの3ピンカプラーでした。
F355用のエアバッグ診断用カプラーも、3ピンカプラー(1本は空)でしたので
フィアットやアルファロメオによく使われているMultiecuscanで、エラーコードを
確認したり、エラーコードを消去できないか考え始めたわけです。