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通関消費税の計算

昨年の9/1に海外送金を終え、その後ブローカーからCA州内のディーラー

へ送金された。9/20頃にブローカーの住む州に到着し、別コンテナへ

積み替え一路横浜を目指し出港した。

10/11に横浜到着、10/13名古屋到着であった。


ここで無知が招いた大問題が発生した。CAからローロー船で運ばれてきた

場合は、車両が裸積みなので指定の保税倉庫で車単体で保管されている。

しかしその時はコンテナ輸送であった。通称、乙仲さん(通関業者)に

頼まないとコンテナを港から保税倉庫へ移動させ、

デバンニング(コンテナを開ける)をし、

コンテナを港へ戻すことができなさそうであった。

幸い、朝日運輸さんという親切な業者さんの担当だったので事なきを得た。

ついでに通関業務もお願いする事にした。


基本インボイスに記載されている総費用に対しての5%が通関消費税として

課税される。実際その通関レートは

『翌週分のレートがその週の水曜日に発表される』に基づいて決まる。

下記リンクを参照されたい。

http://www.customs.go.jp/tetsuzuki/kawase/index.htm


アメリカ出港から日本到着までの間の為替変動によって当然変化するので

到着直前の急激な為替レート変動は気分的によくない。実際は一ヶ月間の

平均をもとに決まっているらしのでチェンジの時のレート変動ほど敏感に

ならなくてもよしである。


またこの時に輸入申告書というものの控えが税関から手渡される。

新車並行(モデル年式と輸入年式が一致の場合の中古車も)の場合

この書類があとあと大事になってくる。登録時の自動車取得税の計算

である。個人輸入の場合この書類を保有する事ができるので、取得税を

適正かつ最小限に払う事ができる。基本、通関消費税とよく似た額になる。

本来の計算方法は、上記の通関レートを元に登録の週に適用されるレート

で計算するのが正しいらしい。でも私の場合個人並行輸入のきわめて

少ない県税事務所担当だったので、ヤフーファイナンスの当日の

最安レートでなぜか計算してくれたのである。


新規車検に合格した後、事前に都道府県税事務所に予備検査証をFAXして

聞いてみましょう。ほぼ間違いなくディーラー車と同額を回答確定。

私の場合、最終的に払った額より30万円以上高額回答であった。

新規検査合格当日に登録するよりも、一旦予備検査合格とした方が

通関レートか当日レートを選ぶ余地がでるので、是非予備検登録を。

事前に在住の都道府県税事務所への問い合わせも大事である。


取得税を適正かつ最小限に払う事ができる。

これも個人輸入の魅力です。


次回は『 ガスレポ購入かガス検受検か 』についてです。