アレッサンドロ・ストラデッラ 1644 - 1682
「洗礼者聖ヨハネ」
作曲家ストラデッラは、女性をだまして大金を巻き上げたり、女性問題であれこれやらかした人のようだ。最後は愛人の実家から差し向けられた刺客に殺されてしまった。享年37歳。
本作は、サロメの願いで首をはねられるヨハネの物語。なんとも凄い話。世俗オラトリオはこんな刺激的題材が好まれたようだ。ストラデッラの人生とも重なる。
終曲のサロメとヘロデ王の二重唱が、ドミナントで突然終わり、びっくりした。
偽終止、ってやつですかこれ。
平穏な人生も、やらかした人生も、どんな人生も、その答えを得ぬままいきなり終わる。そう暗示しているように感じる。
#古楽の旅 20240801

