スペインのヴィオール奏者ジョルディ・サヴァールが奏でるバロック期のアイルランド、ケルト音楽を聴いてきた。

イギリスついでに、ヘンリー・パーセルに寄っていく。

イタリアでもスペインでもない、この「英国的なもの」の正体が何なのか、ずっと考えていた。




ヘンリー・パーセルの歌劇「アーサー王」に鍵があると思った。このロイヤル・オペラは英国王室を舞台にしたドラマだ。
英国的なものとは、英国王室イメージの刷り込み効果が大きい。そういえば、エリザベス女王が登場するシーンでは、バックでいつもヘンリー・パーセルが鳴っていたような気、さえする。これがいったんの仮結論とする、諸説有るでしょきっと。
イタリアに戻り、鍵盤音楽が聴きたくなった。次の宿場町フレスコバルディを目指す。

#古楽の旅 20230511